Nゲージの買取相場は?高く売るコツや買取以外の現金化の方法も!
2022/01/19
日本に多くのファンが存在する鉄道模型・Nゲージ。1960年代に生まれて以来、長きにわたってに愛されています。
一方で、「昔は好きで集めていたけれど、そろそろ手放したい」「不要なNゲージをお金に変えたい」など、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、鉄道模型・Nゲージの買取相場や高く売るコツ、実際の買取方法、さらに買取以外の現金化の方法まで一挙紹介します。
自宅にNゲージが眠っている方やNゲージを現金化したい方にぴったりな情報ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください!
高額買取が期待できる「Nゲージ」とは
Nゲージとは、レールの幅が9ミリメートル、縮尺が1/148から1/160で作られた鉄道模型の規格をいいます。Nゲージという名称はレールの幅が由来で、ナイン(nine)の「N」を頭文字としてつけられました。
1960年代に日本に浸透し始めて以来、鉄道マニア・初心者問わず多くの人々に愛されてきたNゲージ。電気を使用して走行する鉄道模型で、部屋に飾ったり走行させたりとさまざまな楽しみ方があります。
買取相場はラインナップによって異なりますが、特になかなか手に入らない希少性の高いものですと、驚くような高額で買い取ってもらえるケースもあります。もし自宅に使用しないNゲージが眠っている場合は、ぜひ買取依頼を検討してみてください。
HOゲージとは何が違うの?
Nゲージと似た商品で、HOゲージという商品が存在します。
HOゲージとは、レールの幅が16.5ミリメートル、縮尺が1/87で作られた鉄道模型の規格です。Nゲージと比較すると、やや大きめに作られているのが特徴です。
鉄道模型の中でも、日本ではコンパクトなNゲージが、世界ではHOゲージが主流となっているようです。いずれも国内外を問わず、有名な鉄道模型の規格として知られています。
鉄道模型にあまり詳しくない方ですと、NゲージとHOゲージを混同してしまう方もいらっしゃるかもしれません。不安な方は、お手持ちの鉄道模型がNゲージなのかHOゲージなのか、よく確認してみてください。
Nゲージを扱う日本の鉄道模型ブランド
続いて、Nゲージを取り扱っている日本の鉄道模型メーカー・ブランドをピックアップしました。特に有名なメーカー・ブランドは、次の五つです。
- トミックス(TOMIX)
- カトー(KATO)
- マイクロエース(MICRO ACE)
- グリーンマックス(GREENMAX)
- エンドウ
商品の特徴はブランドによって異なりますが、いずれも有名かつ人気のものばかりです。商品の状態によっては高額での買取が期待できますので、手持ちのNゲージが当てはまるかチェックしてみてください。
トミックス(TOMIX)
トミックスとは、1976年に創設された日本の鉄道模型ブランドです。現在はおもちゃメーカー・トミーテックにより展開されているブランドで、Nゲージの総合メーカーを目指すことを目的に創立されました。
トミックスの製品の特徴は、レールやコントローラーの種類が豊富な点です。レイアウトの幅が広がる、よりリアルな操作を楽しめるなどの特徴から、多くの鉄道模型のマニアからの人気集めています。
1980年には栃木県壬生市にトミックス専用工場としてトミーテック本社工場を構えており、Nゲージを生産する日本の代表的なメーカーといえます。
カトー(KATO)
カトー(KATO)は、鉄道模型メーカー・株式会社関水金属によって創立されたブランドです。車両や線路、制御機器なども扱う総合メーカーとして知られており、日本国内向けから海外向けまでさまざまな製品を生産しています。
カトーの製品の特徴は、車両のラインナップが豊富であることです。国鉄時代から現在のJRの車両まで揃っており、マニアの中で高い人気を誇っています。
また、レールの道床が広いため安定する、レールのつなぎ目が取り外せるためメンテナンスをしやすいなどの魅力もあります。
マイクロエース(MICRO ACE)
マイクロエース(MICRO ACE)は、鉄道模型・プラモデルメーカーの株式会社マイクロエースにより創立されたブランドです。元々はプラモデルをメインに生産していましたが、1990年以降は鉄道模型が主力製品となり、Nゲージをはじめとする多くの鉄道模型を展開してきました。
マイクロエースの製品の特徴は、ニッチな車両を取り扱っている点です。比較的古めの車両やローカルな車両を多く取り扱っており、マニアからも人気を集めています。なお、トミックスやカトーとは異なり、レールではなく車両のみの販売となります。
また、同じ車両を再び生産することはほぼないため、製品の希少性の高さも特徴のひとつです。なかなか市場に出回らない製品も多く、買取やオークションでは高値での買取・落札が期待できるかもしれません。
グリーンマックス(GREENMAX)
グリーンマックス(GREENMAX)は、日本の鉄道メーカー・株式会社グリーンマックスにより創立されたブランドです。1974年から自社製品としてNゲージの販売を開始しました。
グリーンマックスの製品の特徴は、車両のスムーズな走行です。グリーンマックス独自のモーター・ギアシステムで、実車両に近いかつ安定した走行を楽しめます。長編成の車両であってもスムーズな動きを実現できるため、多くのファンから支持を得ています。
車両だけでなく、車両洗浄機などのジオラマパーツの人気も高いのがグリーンマックスの魅力です。後ほど解説しますが、買取では付属品も査定額に含まれます。もしこのようなジオラマパーツも持っている場合は、一緒に買取を依頼すると査定額がアップしますよ。
エンドウ
株式会社エンドウは、1945年に創立された日本の鉄道メーカーです。元々はHOゲージをメイン販売していましたが、1970年ごろにはNゲージの領域にも参入。その歴史は長く、今でも熱心なファンが存在します。
エンドウの製品の特徴は、真鍮(しんちゅう)と呼ばれる金属で作られていること。職人さんが時間をかけて作った製品は販売価格がやや高めに設定されており、細部までこだわり抜かれたボディに多くのファンが魅了されています。
なお、1985年にエンドウはNゲージから撤退しました。現在では販売がされていないことや元々少数販売出会ったことから、商品の状態によっては高額での買取が期待できます。
Nゲージの買取相場一覧
続いて、Nゲージの買取相場の例を、メーカーごとにピックアップしました。同じNゲージでもメーカーごとに販売している車両の種類・特徴が異なるため、買取金額に差が出るようです。
また、商品の状態や付属品の有無によっても買取金額は異なります。本体をきれいにしていたり、定期的にメンテナンスをしていた場合は、高く売れる可能性が高いでしょう。また、付属品とセットで販売されている商品は付属品も一緒に買取に出すと、高値で買い取ってもらえる確率が上がります。
紹介する買取金額はあくまでも一例ですので、参考程度にご覧ください。また、次章以降ではより高額で買い取ってもらうために気をつけたいポイントについても解説します。
トミックス(TOMIX)
まずは、トミックス(TOMIX)製品の買取相場をまとめました。
高いものですと、4万円台の高額で売却できるようです。セットで販売されている商品は販売当時と同じくセットで売却すると、買取金額もアップしますよ。
商品 | 買取相場(例) |
5521 TCSパワー&サウンドユニット N-S2-CL | 41,000円 |
98959 JR500 7000系山陽新幹線 500 TYPE EVA セット | 45,000円 |
98953 JR 24系 さよなら北斗星 セット | 3,2500円 |
98947 JR 24系 さよならトワイライトエクスプレス セット | 30,000円 |
98929 国鉄 0系東海道新幹線 開業ひかり1号・H2編成 セット | 22,000円 |
カトー(KATO)
続いて、カトー(KATO)製品の買取相場をまとめました。
現在は生産が中止されている「22-050 ECS-1 運転台形コントローラー」は、その希少性の高さから高値で売却できるようです。現在流通がストップしている商品をお持ちの方は、ぜひ買取を依頼してみてください。
商品 | 買取相場(例) |
22-050 ECS-1 運転台形コントローラー | 42,000円 |
10-1519 ななつ星 in 九州 8両セット | 26,500円 |
10-561/10-562 オリエントエクスプレス'88 基本+増結 13両セット | 22,500円 |
10-1427 E4系 新幹線 MAXとき 8両セット | 22,000円 |
10-598 14系 寝台特急 さくら 長崎編成 8両セット | 21,000円 |
マイクロエース(MICRO ACE)
続いて、マイクロエース(MICRO ACE)製品の買取相場をまとめました。
同じ製品の再生産をほとんど行わないマイクロエースは商品の希少性が高いため、高値で買い取ってもらえるものが多いようです。木箱などの付属品がセットになっている場合は、まとめて買取に出すと買取金額アップが狙えますよ。
商品 | 買取相場(例) |
A-7390 西武4000系登場時 屋根ライトグレー8両セット | 36,500円 |
A-0298 7100形 弁慶号 + 客車4両 木箱セット | 35,000円 |
A-1483 DE10-1660 50系 釧路湿原ノロッコ号 6両セット | 32,500円 |
A-6976 トキ21100形+トキ21500形「コイル鋼管号」12両セット | 32,000円 |
A-8404 満鉄パシナ12 燈火管制改造 あじあ号 8両セット | 30,000円 |
グリーンマックス(GREENMAX)
続いて、グリーンマックス(GREENMAX)製品の買取相場をまとめました。
車両はもちろん、ジオラマパーツなどの付属品の人気も高いグリーンマックス。他のメーカー同様、セット売りの商品が高値で売却できる傾向にあります。
商品 | 買取相場(例) |
阪神9000系 イエローマジックトレイン 6両編成セット | 45,000円 |
30832 E653系1000番代 いなほ・ヘッドマーク付・1+2列グリーン車シート 7両編成セット | 20,000円 |
50603 京急600形 コリラックマ&チャイロイコグマがおがお号 8両編成セット | 19,000円 |
30143 阪急7000/7300系 6輌編成セット | 18,000円 |
50678 西武20000系 2代目銀河鉄道999デザイン電車 8両編成セット | 18,000円 |
エンドウ
続いて、エンドウの製品の買取相場をまとめました。
丁寧に作られた金属製の製品が特徴のエンドウは、製品の種類や商品によってはかなりの高額で買い取ってもらえます。売却を考えている場合は、買取依頼の前にメンテナンスをしておくとより高額な買取が期待できますよ。
商品 | 買取相場(例) |
京王5070系オリジナルMセット | 70,000円 |
京王帝都3000系/5両セット | 16,000円 |
近鉄3000系 ステンレスカー 3両セット | 9,000円 |
都営地下鉄新宿線10-000型4両セット | 9,000円 |
京王 5000系 4両セット | 9,000円 |
Nゲージの買取方法は3つ
ここからは、実際にNゲージを買取に出す際に役立つ情報をお届けします。
まずは、どのような買取方法を依頼するのかを決めましょう。具体的な買取方法は、次の3つです。
- 店舗に商品を持ち込む「店頭買取」
- 業者に商品を発送する「宅配買取」
- 鑑定士を自宅に呼ぶ「出張買取」
それぞれにメリット・デメリットが存在しますので、特徴を理解した上で自分に合った方法を選択してみてください。
店舗に商品を持ち込む「店頭買取」
店頭買取とは、買取店舗に買い取ってほしいNゲージを持ち込み、査定・買取を行ってもらう方法です。査定から現金化までの時間が比較的短く、不要なNゲージをすぐに現金にできるというメリットがあります。
営業時間内に店舗まで足を運ばなければいけないため、忙しくてなかなか時間を取れない方には不向きです。また、買取店舗が近隣にない場合は遠方まで移動しなければならないため、別の買取方法を選択したほうが良いでしょう。
店舗によっては事前予約が必要な場合もありますので、実際に店頭に行く前に確認しておきましょう。
業者に商品を発送する「宅配買取」
宅配買取は、Nゲージを自分で梱包して買取業者に発送し、査定・買取を行ってもらう方法です。
店舗買取と違って店舗に向かう時間が省けたり、業者の営業時間を気にせず自分のタイミングで発送ができたりといったメリットがあります。鑑定士との直接のやりとりがないため、対面でのやりとりが苦手な方にもおすすめです。
一方で、自分で梱包・発送しなければいけないデメリットもあります。発送の途中で商品が故障してしまうなどの思わぬトラブルに見舞われる場合もありますので、梱包は念入りに行いましょう。
梱包用の資材は買取業者から送ってもらえる場合もありますので、気になる方は事前に問い合わせてみてください。
鑑定士を自宅に呼ぶ「出張買取」
出張買取は、鑑定士に自宅まで来てもらい、査定・買取を行ってもらう方法です。
宅配買取と同じように店舗まで出向く時間を省きつつ、店舗買取のような梱包の手間も省略できます。また、店舗買取や宅配買取と違って、持ち運びや梱包の際にNゲージを傷つけたり故障させたりといった心配もないのがメリットです。
一方で、出張買取では鑑定士が自分の自宅に入って査定・買取を行います。「見ず知らずの鑑定士をいきなり自宅に呼ぶのは抵抗がある」という方は、別の方法を検討するのがおすすめです。
なお、出張買取自体を取り扱っていない業者もあります。自分が依頼を希望する業者が出張買取を行っているかどうか、事前に確認しておきましょう。
Nゲージを買取に出すときのポイント
次に、Nゲージを少しでも高く売りたいときに気をつけるべきポイントを紹介します。
同じ商品でも、次のポイントに気をつけるだけで買取価格がグッとあがる可能性があります。少々手間や時間がかかるものもありますが、面倒な気持ちを堪えて挑戦してみてください。
- キレイな状態で保管しておく
- 付属品を揃えておく
- 複数点ある場合はまとめて売る
- 複数の業者に依頼する
- 専門の業者に依頼する
- 買取以外の方法を検討する
キレイな状態で保管しておく
同じ車両であっても、本体の状態の良し悪しで買取価格が変わります。より高額で買い取ってもらうためには、あらかじめ本体の汚れなどを拭き取っておきましょう。
また、Nゲージを売りに出すと決めたら、保管場所にも注意してください。例えば日光が差し込む窓際などに放置しておくと、本体が褪色してしまいます。また、湿気の多いところに置いておくとカビが生えてしまうこともあります。
本体が劣化してしまうと査定額が下がってしまいますので、保管場所に気をつけてキレイな状態で買取に出せるようにしましょう。
付属品を揃えておく
Nゲージのマニアの中には、付属品も貴重なコレクションとして保管している方も大勢いらっしゃいます。付属品にも十分需要がありますので、用意しておくと査定額がアップしやすくなりますよ。
元々セットで売られていたものは単品ではなくセットで売りに出したり、収納用の箱も一緒に揃えたりといったひと手間で、高額での売却を狙えます。
複数点ある場合はまとめて売る
売りたいNゲージの車両が複数ある場合は、まとめて売るのもおすすめです。例えば宅配買取を依頼する場合は、一つずつよりもまとめて発送した方が発送料金を抑えられます。
また、買取業者によっては「まとめ売りで買取金額〇〇%UP!」などのお得なキャンペーンを開催している場合もあります。
複数のNゲージを売却する場合は、ぜひまとめ売りを検討してみてください。いらないNゲージを一気に手放せるので、一石二鳥ですよ。
複数の業者に依頼する
同じ商品であっても、業者によって買取金額が異なる場合がありますので、複数の業者に買取を依頼するのがおすすめです。
買取金額に納得がいかず別の業者に依頼したところ、当初の倍以上の金額で買い取ってもらえることになったというケースも少なくありません。当初の金額を渋々了承するのではなく複数の業者に依頼することで、自分の納得のいく形でNゲージを売却できるでしょう。
また、金額以外の面でも業者同士を比較できるため、安心して買取を依頼できます。
専門の業者に依頼する
買取業者によって、専門としている・得意としている買取商品の分野は異なります。Nゲージの買取を依頼する際は、なるべく鉄道模型を多く取り扱っている業者に依頼するのがおすすめです。
先ほど解説したように、同じ商品であっても買取業者によって査定額が異なる場合があります。そこで鉄道模型の買取を専門としている・得意としている業者に依頼すれば、より詳細な価値が認められて高値で売却できる可能性もありますよ。
買取以外の方法を検討する
より高額で売却したい方であれば、買取以外の方法を検討するのもおすすめです。
例えばフリマアプリでは、買取業者による査定額ではなく自分の希望する販売価格を設定できます。また、オークションへの出品もおすすめです。鉄道模型のマニアも少なくないオークションでは、手持ちのNゲージが思わぬ高額で落札されることがあります。
中にはNゲージを走行させず観賞用として保管したいという人もいらっしゃいますので、「本体はキレイだけれど走行させたとき動きに問題がある」といった車両でも、フリマアプリやオークションでは高値で売れる可能性もありますよ。
「買取業者に買取を依頼してみたけれど、納得のいく査定額にならなかった」という方は、フリマアプリやオークションでの出品を検討してみてはいかがでしょうか。
Nゲージを売るならオークション出品!
先ほど紹介したように、不要なNゲージを現金化するなら、買取以外の方法を検討してみ流のもひとつの手です。
そこ本章では、
- オークション出品のメリット
- オークション出品のデメリット
- オークションに出品する方法
をまとめました。
オークションに出品するメリット
オークションに出品するメリットは、買取業者による買取よりも高額で売却できる可能性があることです。
先ほど解説したように、オークションでは高額を出してでもNゲージの車両を手に入れたいというマニアの方がたくさんいらっしゃいます。特に現在では市場に出回っていない希少性のある商品ですと、びっくりするような高額で落札してもらえることもあります。
買取業者による査定額がイマイチだった場合は、思い切ってオークションに挑戦してみるのがおすすめです。
オークション出品のデメリット
オークション出品のデメリットは、買取業者による買取金額の相場を下回る可能性もあるということです。
オークションでは、人気や希少性の高いものですと、買取相場以上の落札金額を提示してもらえる可能性が高いです。一方、そうでないものについては、あまり高値で落札してもらえないこともあります。
必ずしもオークション出品で、買取相場以上の金額で落札してもらえるわけではないということを念頭に置いておきましょう。
オークションに出品する方法
実際にオークションに出品したいと思ったとき、どのようにすれば良いのでしょうか。
具体的には、次のふたつの方法があります。
- 自分でオークションに出品する
- 代行業者へオークション出品を依頼する
次章以降では、これらの方法について詳しく説明します。
自分でオークションに出品する
まずは、次の二点についてまとめました。
- 自分でオークションに出品するメリット
- 自分でオークションに出品する際の注意点
手軽に出品できるというメリットがある一方で、落札相手とのトラブルなど、注意しなければいけない点もあります。
自分でオークションに出品するメリット
自分でオークションに出品するメリットは、パソコンやスマートフォンで簡単かつ手軽に出品できる点です。オークションサイトやフリマアプリに登録すれば、商品の写真と説明文を掲載するだけでNゲージを出品できます。
また、代行業者への依頼の費用もかからないため、手数料を節約してより多くの金額を受け取ることができます。費用を少しでも抑えたい方は、自分でオークションに出品するのがおすすめです。
自分でオークションに出品する際の注意点
自分でオークションに出品する際に注意すべき点は、商品の情報をなるべく詳細に記載することです。
例えばNゲージの本体や付属品に傷がある場合、事前に記載しておかないと落札相手とのトラブルになりかねません。相手に商品が届いた後に「傷があるなんて聞いていない!」などのクレームが入ることもあります。
商品の情報は、文章での説明に加え、写真も複数枚添付しておくのがおすすめです。いろいろな角度から撮ったものや、傷がある場合は該当箇所を撮影したものを掲載しておくと、商品の状態がわかりやすくなります。
また、商品の配送時に思わぬトラブルに見舞われる可能性もあります。こちらから商品を発送したにも関わらず万が一相手に届かなかった場合の対応について、オークションサイトやフリマアプリの説明を参照しながら考えておきましょう。
オークション出品を代行業者へ依頼する
続いて、次の三点について解説します。
- オークション出品を代行業者に依頼するメリット
- オークション出品を代行業者に依頼する際の注意点
先ほど紹介した、自分でオークションに出品する際のデメリットが気になる場合は、代行業者への依頼を考えてみてはいかがでしょうか。
代行業者に依頼するメリット
代行業者に依頼するメリットは、面倒な出品作業を全て省略できることです。
スマートフォンなどを使用すれば個人で簡単に出品できますが、写真撮影や商品情報の記載、梱包・発送など、オークション出品でしなければいけないことはたくさんあります。そのような手間のかかる作業を、全て業者に丸投げできるのがメリットです。
個人での出品で起こりうる落札者とのトラブルや、配送時のトラブルの際も対応をお任せできるので安心です(トラブル時の対応についての詳細は、業者にお問い合わせください)。
代行業者に依頼する際の注意点
オークション出品を代行業者に依頼する際は、代行業者の選び方に注意しましょう。
実際に業者を選ぶ際には、買取業者を選ぶときと同様に複数の業者を検討するのがおすすめです。インターネット上の情報だけではなく、実際のやりとりを通して業者の質を確認できると安心です。
オークション代行業者を選ぶ際に確認したいポイントは、次章で解説します。
オークション代行業者を選ぶポイント
オークションの代行業者を選ぶ際は、次の二つのポイントを意識しましょう。
- 手数料が高すぎないか
- 信頼できる業者か
以上の点に気をつけて、安心して出品をお任せできる業者を探してみてください。
手数料が高すぎないか
ひとつ目は、代行業者に依頼する際の手数料が高すぎないことです。
代行業者に支払う手数料は、落札金額ごとに定められるケースがほとんどです。しかし、中には送料や振り込み手数料が別途請求される場合もあります。
別途の手数料がかかることを知らずに依頼してしまうと後々費用がかさみ、「手元に残るお金が想像以上に少ない!」ということにもなりかねません。代行業者への依頼にかかる費用の詳細は事前に確認し、なるべく費用を抑えられる業者に依頼するのがおすすめです。
信頼できる業者か
次に、代行業者のホームページや口コミサイトを確認し、信頼や実績がある業者かどうかを調べましょう。特に口コミサイトは利用者の生の声を聞けるため、業者選びの判断材料にぴったりです。
クチコミの他、落札率やリピート率などの実績も確認しておきましょう。特にリピート率の高い業者であれば、安心して出品をお任せできるはずです。
手数料などの費用面を気にしつつ、信頼や実績のある業者かどうかをチェックしてみてください。
まとめ
以上、鉄道模型・Nゲージの買取相場や高く売るコツ、実際の買取方法、さらに買取以外の現金化の方法まで紹介しました。
歴史が長く需要もあるNゲージは、買取業者に思わぬ高額で買い取ってもらえるケースもあります。使わないまま自宅になんとなく保管しているNゲージがある場合は、ぜひ買取依頼を検討してみてください。
また、Nゲージを現金化するなら、オークションに出品する方法もあります。買取以上に高い値段で落札してもらえる可能性があるなどのメリットも存在しますので、自分に合った方法で現金化してみましょう。
オークションの手続きが面倒という方は、代行業者に依頼するのもおすすめです。面倒な手続きなどを省略して、簡単にNゲージを現金化できますよ。
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