サントリー山崎12年、偽物の見分け方!ヴィンテージラベルの特徴と価値の違い
2024/04/232024/06/17
近年、価格の高騰が続いているジャパニーズウイスキー。
一昔前とは比にならないほど値段が上がっており、かつての10倍以上の価格がつけられている銘柄も存在しています。
そんなジャパニーズウイスキーですが、メルカリやヤフオクでは大量の基準外(いわゆる偽物)ウイスキーが流通しているのが現状です。
「せっかく手に入れたウイスキーが偽物だった」なんて悲しいことにならないためにも、今回は画像付きで特徴、偽物の見分け方を紹介していきます。
山崎の特徴
1923年、京都との府境に近い、天王山山系の麓・山崎の地に日本で初めてウイスキーの蒸溜所が建てられました。
「山崎」は、蒸溜所を建設した土地の名前に由来しています。
山崎にも様々なラインナップがありますが、今回は、かつて”山崎の定番”とも言われていた山崎12年に絞って紹介していきたいと思います。
早速ですが、上の写真の山崎、一番高いのはどれかわかりますか?
なんと、価格差は2倍~3倍もあるんです。
それでは、左から
1番目:28,000円
2番目:30,000円
3番目:35,000円(箱なし)
4番目:80,000円(木箱ありなら9万円)
違い、わかりますか??
簡単に違いを説明していきますね。
ラベル
山崎12年には3種類のラベルがあります。
左から新しい順にマーク無し→響マーク→向獅子マークとなっています。
響マークは、ウイスキーの ” 響 ” に記されている物と同じマークのため、 ” 響マーク ”と 呼ばれています。
向獅子マークは、かつてのサントリーの社章にもなっており、獅子が向かい合っていることから ” 向獅子マーク ” と呼ばれています。
キャップトップ
キャップトップには4種類の表記があります。
左から新しい順に
マーク無し→円形で「SUNTORI SINGLE MALT WHISKY」真ん中に響マーク(※画像が用意できなかったため画像は割愛させていただいております)→円形で「SUNTORI PURE MALT WHISKY」真ん中に響マーク→円形で「SUNTORI PURE MALT WHISKY」真ん中に向獅子マークとなっています。
キャップ側面
キャップ側面には3種類の表記があります。
左から新しい順にSUNTORY WHISKY→SUNTORY SINGLE MALT WHISKY→SUNTORY PURE MALT WHISKYとなっています。
瓶側面の表記
キャップ側面同様、瓶の側面にも3種類の表記があります 。
左から新しい順に SUNTORY WHISKY→SUNTORY SINGLE MALT WHISKY→SUNTORY PURE MALT WHISKY"YAMAZAKI"となっています。
容量
容量にも3種類の容量が存在します。
左から新しい順に700ml→750ml→760mlとなっています。
最古の山崎は、現行の物と比較してツーショット分お得だったという訳ですね。
山崎12年の偽物の見分け方
山崎の特徴を紹介してきましたが、上記の特徴を踏まえたうえで偽物の見分け方を紹介していきます。
キャップ側面と瓶側面の表記の矛盾
上側の画像のように正規品の山崎12年は、キャップ側面の表記と瓶側面の表記が必ず一致しています。
もし、下側の画像のようにキャップ側面と瓶側面の表記が異なる場合は100%偽物と言えるでしょう。
とても簡単な見分け方なので、手元に山崎12年がある方は是非一度確認してみてください。
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