十四代が高く売れる理由とは?人気の銘柄と売るときのコツをご紹介!
2021/11/012023/06/26
幻の日本酒と呼ばれる「十四代」。
日本酒のファンであれば誰もがその名前を知っているほど有名なお酒です。
十四代は入手困難な日本酒の代名詞とまで言われており、6年前の清酒ですら1万円以上するプレミア品となっています。
今回は十四代が高く売れる理由や、その人気の銘柄、売るときのコツなどご紹介します。
幻の日本酒、十四代とは?
日本酒界隈では、平成6年頃に新潟の端麗辛口が流行していました。
ちょうどそのタイミングで、日本酒界隈の流行を無視するかのように、風味豊かでフルーティーで甘みのある大吟醸酒『十四代』が現れたのです。
そのため、十四代は端麗辛口ブームを超える、一代ムーブメントに日本酒界隈を変えていったと言われています。
十四代のブームが始まってからは、全国各地の酒屋さんや量販店がこぞって販売するようになりました。
十四代は、山形県のプレミア日本酒の銘柄として、揺るぎない日本酒の地位を獲得したのです。
日本酒ファンの間ではますます人気が高まり、愛される銘柄として日本中を魅了していきました。
しかし、醸造を行っている高木酒造が自社メディアを持っていなかった事から十四代の情報が全く出回らず、「幻の日本酒」として知られるようになったのです。
十四代が高く売れる理由
山形のプレミア日本酒「十四代」は、日本酒の概念を覆すようなフルーティーな風味をしており、現在のフルーティーな日本酒ブームの火付け役と言われてます。
その人気のあまり、定価の何倍もの価格で取引されることもある逸品です。
手に入りにくく、幻の日本酒とまで呼ばれる十四代はプレミア品として認識されているため、市場では高く売れるのです。
「入手困難」「プレミア品」「幻の日本酒」
これだけの要素が揃っていれば、日本酒ファンの方は定価以上を払ってでも飲みたいですよね。
それに加え、フルーティーな日本酒ブームの火付け役となれば、高く売れて当然ではないでしょうか。
人気の高い十四代の銘柄
十四代にもいくつかの銘柄があり、特に人気の高い銘柄をご紹介します。
本丸 秘伝玉返し
(出典:ミツワネットショップ)
特別本醸造「本丸 秘伝玉返し」は十四代の中でも代表的なお酒です。
高木酒造の日本酒で、造りは本醸造、しかし味は吟醸酒そのもの。
「これほど美味しい本醸造は他に飲んだことがない。」という方もいるほど大変貴重な一本となっています。
素晴らしい立ち香、それに甘味と辛味のバランスがよくまとまった銘酒でしょう。
商品情報
等級:本醸造産地:山形県原料米:五百万石日本酒度:+2酸度:1.2精米歩合(%):60受賞:酒造好適米 |
純米大吟醸 龍泉
(出典:ミツワネットショップ)
大極上諸白「純米大吟醸 龍泉」は、十四代の中でも最高ランクの銘柄でしょう。
酒造好適米(酒米)「龍の落とし子」を高精白し、限界低温発酵後、雫取り、斗瓶囲いしたものを氷温貯蔵し熟成させた、大極上諸白【純米大吟醸】酒となっています。
デキャンタボトルにおいては中国・明王朝の時代より宮廷で好まれたものをデザインし、華麗に格調高く仕上げてあります。
毎年11月に発売されており、720mlで15,000円が定価のようですが、市場では20倍以上の価格で販売されています。
商品情報
等級:純米大吟醸産地:山形県原料米:龍の落とし子仕込水:桜清水(自然湧水)揚げふね:七垂二十貫精米歩合(%):40 |
純米大吟醸 龍月
(出典:ミツワネットショップ)
純米大吟醸『龍月』は、SAKE COMPETITION 2015純米大吟醸部門で第4位を獲得した圧倒的存在感のある銘柄です。
十四代の最高ランク銘柄の1つであり、酒造好適米(酒米)の山田錦を40%まで磨きあげ、七垂二十貫にて斗瓶囲い氷温熟成を行った限定品のお酒です。
じっくりと発酵した後には、丁寧にお酒をしぼり、斗壜に入れて熟成されます。
華やかな上立ち香と、上品な口当たりは絶品です。
商品情報
等級:純米大吟醸・斗瓶囲産地:山形県原料米:愛山日本酒度:+2酸度:1.3精米歩合(%):40 |
純米大吟醸 白雲去来
(出典:Amazon)
純米大吟醸 白雲去来 は高木酒造の創業400周年を記念して造られた逸品です。
十四代の中では現在3番目に高い価格で流通している非常に入手困難な銘柄となっています。
開栓すると和菓子のような甘い香りが楽しめるほか、旨味が濃縮されているため、長く余韻を楽しめる一品です。
定価で購入するのはほぼ不可能となっている領域に存在しています。
商品情報
等級:純米大吟醸産地:山形県原料米:愛山・山田錦度数:16度精米歩合(%):35 |
純米大吟醸 七垂二十貫
(出典:ミツワネットショップ)
純米大吟醸 七垂二十貫は、SAKE COMPETITION 2015純米大吟醸部門で第3位を獲得している銘柄です。
高木酒造に代々伝承される大吟醸揚げふね時の垂れ歩合・粕歩合を尺貫法で表したもので、現代では雫酒の収量を意味しています。
二十貫(75キロ)の米から搾りとれる量が僅か七垂れで、それだけ贅沢な銘柄なのでしょう。
高木酒造伝統の製法、七垂二十貫で醸した最高傑作と言われています。
商品情報
等級:本醸造産地:山形県原料米:愛山日本酒度:+2酸度:1.2精米歩合(%):60受賞:酒造好適米 |
十四代を高く売るためのコツ
十四代がどれだけ高価な価値があるものか分かったところで、十四代を高く売るためのコツを4つ解説していきます。
- できるだけ早めに売る
- ラベルが傷まないようにする
- 売る前に掃除する
- オークションに出す
それでは高く売るためのコツを見ていきましょう。
できるだけ早めに売る
十四代がいくら幻の日本酒と言われていても、「飲食品」には変わりません。
あまりにも長い時間保存しておくと劣化してしまい、相場よりも安い金額になってしまう可能性があります。
日本酒は食品衛生法で賞味期限の記載義務がありませんが、日本酒は糖度が高いため、時間の経過と共に鮮度が失われてしまうのです。
買取市場においても古い日本酒は敬遠されがちであり、製造から1〜2年以内の日本酒でないと買い取ってもらえないこともあります。
また、日本酒は光にとても敏感なので、できるだけ冷暗所で保管しておくことで、いざ売るときには高価買取してもらえるでしょう。
ラベルが傷まないようにする
日本酒の買取には「ラベルが傷んでいないこと」が重要です。
日本酒は外観の状態も評価項目となっているため、査定前にはラベルやボトルを綺麗にしておきましょう。
外観が汚れていれば買い手がつかないリスクが高まってしまいます。
日本酒のラベルは紙製であることが多いので水拭きは避け、乾いた布で表面を軽く拭う程度に留めておきましょう。
売る前に掃除する
何を売るにしても、商品として売るのであれば、売る前に掃除をするのはとても大切です。
自分が買い手となったときに、汚い状態のものが送られてきたら嫌ですよね。
また、買取店などに出す場合、汚れている状態のものは査定価格が低くなってしまいます。
十四代の場合、割れ物ですので、まずボトルを綺麗にふき取り、埃などがない状態にしましょう。
新品の状態に近いほど高い評価がつきますよ。
オークションに出す
オークションでは、出品者が決めた最初の金額からどんどん入札がされます。
そして、出品者が決めた時間に一番高い金額の人が落札者となります。
十四代の場合、日本酒マニアがこぞって競り合うことが考えられますので、オークションが一番高く売れるでしょう。
出品者は、競り合う様子を見ることができます。
「まだ競り合いそうだな」と思ったら時間の延長も可能ですので、様子を見ながらピンポイントで高い金額のときにオークションを終了しましょう。
買取よりオークションがおすすめな理由
一番高く売れる方法が「オークション」になります。
その理由としては、落札者が「買取店よりも安く買えるかもしれない」と思うからです。
買取店では、元々購入する際の金額が決まっていますよね。
オークションでは自分以外に誰も見ていなければ、競り合うこともなく安く落札できる可能性があります。
そこを狙って落札を狙う方がたくさんいるのです。
買取店では、プロが判断して買取金額が決まってしまうので、「思ったよりも高く売れなかった・・・」ということも多々あります。
しかし、ネット上のオークションでは、「十四代」というだけでオークションに参加する方がたくさんいますので、出品者としては有利になるのです。
不安ならオークション代行を利用しよう!
オークション代行とは、売りたいものをお店に預け、代わってオークションに出品してくれる委託業者のことです。
オークションとなると、少し怖いイメージがあったり、面倒な手続きが多いですよね。
オークション代行を利用すれば、商品を預けて落札されるのを待つだけなので、とても便利なシステムとなっています。
メリット①売りたい十四代を送るだけでOK
オークション代行では、売りたい十四代の商品を送るだけで、あとはお任せできるのが最大のメリットです。
梱包や発送なども代行して行ってくれますので、落札を待つだけでいいのです。
メリット②売れるまで費用は0円!
オークション代行では落札がされなくても手数料などはかかりません。
再出品する場合にも手数料がかかりませんので、とてもお得ですよね。
つまり、ノーリスクで商品を高く売ることができるのです。
メリット③個人情報が守られる
オークションとなると、出品者と落札者の取引の間に個人情報の提示が必要となります。
商品の発送の際の住所や、お金を振り込んでもらう際の口座番号などをやり取りしなければいけません。
しかし、オークション代行を利用すれば、発送元はオークション代行の会社となり、自分の名前や個人情報を提示する必要がないのです。
個人情報を悪用されるリスクや不安も代わってくれるのがオークション代行の魅力の1つでもあります。
十四代を売るときのオークション代行の選び方
オークション代行にも様々な業者がおり、どれを選んでいいか分かりませんよね。
どうせなら、信頼できる業者にお願いしたいところです。
そこで、十四代を売るときのオークション代行の選び方をご紹介します。
- 酒類販売免許を取得している
- 実績が豊富
- 手数料が安い
それでは、十四代を売るのに向いている3つのオークション代行の選び方を見ていきましょう。
酒類販売免許を取得している
まず、酒類販売免許を取得している業者でないと、十四代のオークション代行をしてもらうことはできません。
これは法律で定められており、国税庁のホームページにも記載されています。
いくら代行といっても、商品を売るのですから資格を持っていることが必要になります。
資格を持っていないのに、酒類をオークション代行している悪質な業者もいますので、サイトをよく確認しましょう。
実績が豊富
実績が豊富なオークション代行業者だと、落札がされやすいのが特徴です。
オークションには評価がつけられるのですが、実績が豊富な業者ですと、評価の数もかなり多いでしょう。
評価の数が多いと、落札者から「信用できる出品者」と思われ、オークションに参加する人数も増えます。
そして、実績が豊富な業者を選ぶと、万が一トラブルがあった際に柔軟に対応してくれるので、安心して代行をお任せすることができます。
手数料が安い
オークション代行業者によって手数料が違うのが特徴です。
- 送料
- 返送料
- 出品委託料
- 再出品委託料
- ヤフオク手数料
- 振込手数料
- 未落札の場合
- 落札トラブル対応
場合によってはこんなにたくさんの手数料がかかる場合があるのです。
できるなら最低限手数料を払うことなく商品を売りたいですよね。
オークション代行業者のサイトをよく見て、怪しいところはないか?本当はもっと手数料がかかるのではないか?など、くまなく調べてみましょう。
不安であれば、直接お問い合わせしてみるのが一番良いですね。
まとめ
十四代をオークションで売るなら販売免許を持った「神戸オークションがおすすめ」です。
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