ウイスキー買取店での人気ブランド「山崎」「響」の定価と販売価格（市場価格）を徹底調査

2023/05/262024/01/06

ウイスキーの買取をしている店舗では、たいてい買取対象品や高値のつく銘柄のリストを用意しています。リストになくても買取可能な商品もあるとはいえ、多くの店舗で買取可能な商品ほど、市場で活発に取引されていると考えられます。

その中で、ひときわ目立つお酒が「山崎」と「響」！

ということで今回は、山崎と響について、定価と、実際にヤフオクで売れた価格を徹底的に調査してきましたので紹介します

山崎（YAMAZAKI）

「山崎」というウイスキーは、「響」と並んで、ジャパニーズウイスキーの世界的な知名度を持っています。

1999年にサントリー創業100周年を記念して販売された特別限定品。現在販売されている「山崎」シリーズの中で、最も高価かつ人気の高いのが「山崎25年」ですが、その人気の秘密は何でしょうか。

まずは、その希少性ということがあげられます。「山崎25年」の希少性は、年間生産数がわずか1200本（千数百本）ということが拍車をかけていると言えます。当然ながら即売り切れとなり、現在では手に入れることが非常に困難な逸品となっています。

この「山崎25年」にはシリアルナンバーが入っており、ウイスキー愛好家ならぜひ手に入れたいと思うことでしょう。

気になる味はというと、ミズナラ樽をはじめ、スパニッシュオーク樽やアメリカンオーク樽で長期熟成原酒をブレンドすることで作られています。ミズナラ樽原酒は深みや奥行きがあり、そこにスパニッシュオーク樽の濃厚な香り、アメリカンオーク樽のヴァニラの香りがプラスされることで、人々を魅了する味わいが生まれるのかもしれません。

定価は？

サントリーのホームページを見てみると、4種類がラインナップ。2023年5月8日時点での定価は次の通りです。注意書きとして「※価格は販売店様の自主的な価格設定を拘束するものではありません。記載の価格は消費税別の価格です。」とのこと。

山崎：　4,500円

山崎12年：10,000円

山崎18年：32,000円

山崎25年：160,000円

市場価格は？

実際にヤフオクで落札された価格を調べてみました。

山崎　約10,000円

山崎12年　約25,000円

山崎18年　約100,000円

山崎25年　約600,000円

捕捉ですが、

4件落札されており、相場は、

新ボトル（箱付き）2件：約60万円

旧ボトルだと、約95万円！

そして、飲みかけで空瓶として出品したものが、なんと「約15万円」で売れていました！

（相場は変動しますので参考程度でお願いします）

もし、現在の相場を検索したいなら次の以下の記事で紹介していますのでご覧ください。

自分のウィスキーの価値を調べる方法！買取り売り方４選！一番高く売れる方法は？

サントリー響（Suntory HIBIKI）

「響」には”人と自然と響あう”という、サントリーの企業理念が込められており、誕生は「1989年」。サントリーがそうぎょう90周年を迎えた記念の年だそうです。

さて、ラインナップはというと、響JAPANESE HARMONY、BLENDER'S CHOICE、17年、21年、30年がサントリーのホームページに掲載をされており、そのほか限定的なものは、九谷焼・有田焼の陶器ボトルシリーズ、花鳥風月の意匠ボトルシリーズなどがあります。