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eBayとメルカリの違い。初心者におすすめなのはどっち?

2026/02/16

eBay(イーベイ)

ネットを使って自宅の不用品を売ってみたい、または副業として物販に挑戦してみたいと考えたとき、多くの人がまず思い浮かべるのが「メルカリ」ではないでしょうか。一方で、より大きな市場を目指したい人や利益を伸ばしたい人の間では、「eBay」という海外向け販売プラットフォームも注目されています。

しかし実際には、この2つのサービスの特徴や仕組みは大きく異なります。「どちらが初心者に向いているのか?」「自分はどちらから始めるべき?」と迷う方も多いでしょう。

本記事では、初めての方でも違いを理解しやすいよう、eBayとメルカリの特徴・手数料・出品方法・配送・利益の出やすさなどを丁寧に解説していきます。

eBayとメルカリの基本的な違い

両サービスとも個人がネット上で自由に売買できるマーケットプレイスではありますが、両者の市場規模と対象ユーザーは大きく異なります。そのため、求められる対応や戦略は大きく異なるのが実情です。まずはこの視点から整理していきましょう。

サービス規模と市場:世界を相手にするeBay、日本国内に特化したメルカリ

eBayは1995年にアメリカで創業し、世界最大級のオークション・ECサイトとして知られています。アクティブユーザーは約1億3,400万人(2025年第1四半期時点)にのぼり、世界中のバイヤーが日々訪れています。

対してメルカリは2013年に日本で誕生したフリマアプリで、月間2,200万人以上(2025年第2四半期)が日本国内で利用しています。ここで注目したいのは、メルカリは基本的に国内取引が中心である一方、eBayは海外との取引が前提であるという点です。

つまり、「身近なユーザーに手軽にさっと売りたい」ならメルカリ、「海外の需要を掘り起こして高く売りたい」なら eBayという構造になるわけです。

対象ユーザーと特徴:どのような人が使っているのか

プラットフォームの性質は、ユーザー層によっても大きく違いが生まれます。

メルカリはスマホアプリで完結し、思い立ったらすぐ出品できる気軽さが魅力です。ユーザーは国内の一般消費者が中心で、若い世代や女性ユーザーが多い傾向にあります。出品の目的は「不用品処分」や「小さな副収入」というケースが多く、大きな利益を求めるユーザーはそれほど多くありません。

eBayは世界中のセラーやバイヤーが集まるプラットフォームです。日本で手に入りやすい商品が海外では希少であり、想像以上の高値で売れるケースが少なくありません。アニメグッズ、フィギュア、ブランド品、カメラなど、日本が強いジャンルが多く、それらを求めて世界中からバイヤーが集まります。

一方で、商品説明やバイヤー対応を英語で行う必要があるため、操作はメルカリより難しく感じるかもしれません。

出品方法や操作の違いは?

ここでは実際の「出品作業」について違いを見ていきます。

メルカリとeBayの出品の特徴

メルカリの最大の特徴といえば、「スマホアプリで完結」する点です。写真を撮って、商品名・説明を入力し、価格を設定すればすぐに出品できます。初心者でも数分で完了できる設計になっており、取引までのスピードも非常にはやいのが特徴です。

eBayでもスマホアプリで出品することは可能ですが、日本人セラーは基本的にPC作業が中心です。商品タイトル、説明文、発送設定、カテゴリーなどを“英語で”入力する必要があり、メルカリよりも出品項目は細かくなります。

しかしながら、eBayの日本法人が提供する日本語ガイドやセラーポータルを利用すれば、英語が苦手な方でも安心して出品作業を進めることができます。

アカウント登録と出品制限

メルカリはスマホアプリをダウンロードし、電話番号認証等を行えばすぐに出品を開始できます。本人確認は取引額が大きくなる場合などに必要ですが、基本的に登録当日から制限なく出品が可能です。

eBayでは、氏名、住所、受取口座などを登録し、本人確認を経てアカウントを開設します。また、新規セラーには「月間出品数」や「出品額」の上限が設定され、実績を積むことで徐々に制限が解除されていきます。

こうした仕組みは、海外ユーザーを守るための安全策でもあります。丁寧に運営していけば次第に大きく販売できるようになります。

購入者(バイヤー)とのコミュニケーション

メルカリでは、購入希望者からの質問や値下げ交渉はすべて日本語でのやり取りになるため、コミュニケーションに困ることはほとんどないでしょう。

eBayの場合、海外のバイヤーから英語で質問が届きますが、多くは「送料は?」「発送に何日かかる?」といった簡単なものばかりです。

英語が苦手でも、翻訳ツールや定型文を使うことでほとんど問題なく対応できます。eBayの日本法人によれば「必要な英語レベルは中学生程度」とされており、大事なのは高い英語レベルよりも、的確で丁寧な対応といえるでしょう。

販売形式や取引ルールの違いも押さえよう

eBayの大きな特徴としてまず挙げられるのが、オークション形式で出品できる点です。出品者は商品の開始価格とオークション期間を設定し、そのあいだ世界中のバイヤーから入札を受け付けます。終了時点で最も高い金額を提示したバイヤーが落札する仕組みのため、需要が高い商品であれば市場価値を上回る価格になることも珍しくありません。

また、eBayではオークションだけでなく、「Buy It Now(即決価格)」の設定も可能です。設定価格で今すぐ買いたいというバイヤーがいれば、オークションを待たずに取引が成立します。さらに、バイヤー側から提示価格でオファーが届く「Best Offer(値下げ交渉)」を受け付けることもでき、価格交渉の自由度が高いのもeBayならではの特徴です。

取引が成立すると、バイヤーはその場で支払いを行い、売上金はPayoneer(ペイオニア)を通じて出品者へ振り込まれます。取引の完了後には、双方がフィードバック(評価)を残す仕組みがありますが、これはあくまでも任意であり、評価を付けずに取引が完了するケースもあります。

返品に関しても、eBayでは出品者が事前に「商品到着後◯日以内なら返品可」といったポリシーを設定することができます。バイヤーはそのルールに従って返品を依頼するため、国際取引であっても一定の統一したルールのもとで進められる点は安心材料になるでしょう。

一方で、メルカリの販売形式はとてもシンプルです。商品ごとに設定された価格で購入したい人が現れれば、その時点で取引が成立します。表向きには即購入が基本形式ですが、購入希望者とのあいだで値下げ交渉が行われるケースもあります。双方が合意すれば価格を変更し、その価格で購入されるという流れです。

購入者が商品を受け取り、無事に中身を確認した後は、出品者と購入者がお互いに評価を付け合うことで取引が完了します。メルカリでは原則として取引完了後の返品は想定されておらず、基本的には受取評価をした時点で取引が終了します。万が一トラブルが発生した場合は、運営が仲介に入り、キャンセルの可否を判断する仕組みになっています。

手数料や費用面の違い

最初に必ず確認しておきたいのが、費用面です。特に初心者の方は「どれくらい差し引かれるのか?」という不安を抱きやすい部分でもあるでしょう。ここでは、手数料と送料についてそれぞれの違いを紹介します。

それぞれの手数料体系

メルカリは、出品するだけなら費用は一切かかりません。実際に商品が売れたときにのみ、販売価格の10%が販売手数料として引かれる仕組みになっています。「まずは少額から気軽に始めたい」という方にとっては、大きな安心材料になるでしょう。

一方、eBayでは複数の種類の手数料が存在します。主なものは「出品手数料」と「落札手数料」の二つです。出品手数料については、毎月一定数までは無料枠が設けられており、その範囲内であれば追加費用なく商品を並べることができます。ただし、枠を超えるとカテゴリーによって設定された料金が発生します。

また、商品が売れた際にかかる落札手数料は売上総額(商品価格や送料などすべての手数料を含む)に対する割合で計算され、さらに手数料が加算されます。$10.00以下の注文の場合、注文ごとの手数料は$0.30、$10.00を超える注文の場合、注文ごとの手数料は$0.40です。落札手数料の割合はカテゴリーによって細かく異なるため一律ではありませんが、概ね15%までの範囲に収まります。

さらにeBayでは、国際取引であるがゆえの費用も見逃せません。日本から出品する場合、海外向けの決済手数料や為替手数料が発生し、これらも合計利益に影響してきます。こうした細かな費用は初めこそ複雑に感じるものの、慣れてしまえば計算方法も見通しやすくなります。

送料負担の考え方

手数料と並んで利益計算に大きく関わってくるのが「送料を誰が負担するのか」という点です。この文化も、メルカリとeBayでは違いがあります。

メルカリでは、出品者が送料を負担する「送料込み」がほぼ標準のスタイルになっています。購入者にとって価格がわかりやすく、追加費用がないため購入のハードルが下がるというメリットがありますが、そのぶん出品者は販売価格の中で送料を吸収する必要があります。利益計算の際には、この送料をどの程度見込んでおくかがとても重要になります。

一方、eBayでは送料の扱いが異なります。もちろん出品者が送料を負担するケースもありますが、より一般的なのは「送料はバイヤーが支払う」という考え方です。バイヤーは自分の居住国までの送料を支払い、そのうえで商品代金を支払うため、出品者側は送料の負担を背負いにくい環境になっています。国によって送料が大きく変わる海外販売では、この方式のほうが合理的と言えるでしょう。

発送方法や配送の違い

メルカリでの取引は、基本的にすべて国内配送で完結します。出品時に「メルカリ便」などの提携配送サービスを選べば、コンビニや宅配便ロッカーから手軽に発送でき、伝票の宛名を書く必要もありません。匿名配送にも対応しているため、取引相手に個人情報を知らせずに発送できる点も安心です。

一方、eBayで販売する場合は、購入者の住む国へ商品を発送する国際配送が前提です。日本郵便の国際eパケットやEMS、あるいはDHL・FedExといった国際宅配便を利用し、自分で各国へ荷物を送ることになります。発送前にはインボイス(商業送り状)や税関告知書を作成し、品名や価格を正確に申告して荷物に貼付する通関手続きが必要です。

国や地域によって利用できる配送サービスや送料、配送日数が異なるため、初めての国際発送では調べるべき点が多く感じられるかもしれません。特に、送料計算や梱包の基準、各国の規制などは、国内取引にはない戸惑いにつながる部分です。

ただ、eBayにはこうした国際発送をスムーズにするための公式配送サービス「SpeedPAK」が用意されており、初心者でも比較的取り組みやすい環境が整っています。SpeedPAK はeBayの公式パートナーであるOrange Connex社が提供する国際配送サービスで、事前に通関情報を電子提出できる仕組みや、関税込み(DDP)発送に対応しているプランなどがあり、海外発送に慣れていないセラーにとっても安心して利用できるのが特徴です。

こうしたサービスを活用すれば、国際発送特有のハードルはぐっと下がり、よりスムーズに世界中のバイヤーへ商品を届けられるようになります。

利益が多いのはどっち?

利益という視点で比較すると、一般的には eBay のほうが1件あたりの販売単価や利益額が高くなる傾向があります。海外では日本の商品が「希少」「高品質」とみなされることが多く、適切に出品すれば国内相場の数倍で売れていくケースも珍しくありません。特にアニメグッズやカメラ、ヴィンテージ品など、日本ならではの価値が評価されるカテゴリでは、国内市場とは別次元の価格がつくこともあります。

一方で、メルカリでは購入者がコスパ重視の傾向が強く、高値がつきにくいのが現実です。同じような商品がいくつも出品されていれば、自然と価格競争が起こり、少しでも安く売られているほうに流れていきます。

さらにメルカリには「送料込み」がスタンダードとして根付いているため、出品者は送料を自分で負担する必要があります。その結果、利益を削ってでも売る薄利多売の形になりやすく、どうしても利益率は低くなりがちです。

とはいえ、売れるスピードはメルカリのほうが圧倒的にはやいという強みがあります。eBayは世界中が相手とはいえ、出品数も多く、買い手が限定されるニッチ商品も多いため、売れるまでに時間がかかることは珍しくありません。すぐに現金化したい、在庫を早く回したいといったニーズに応えてくれるのはメルカリです。

こうして比べてみると、メルカリと eBay はまったく性質の異なるプラットフォームであることがよく分かります。回転率のメルカリ、利益額の eBayともいえるでしょう。どちらが良い・悪いではなく、求める方向性によって選ぶべき道が変わるのです。

もし「手間をかけず、確実にコツコツ稼ぎたい」というのであれば、まずはメルカリが向いています。逆に「1件あたりの利益を最大化したい」「海外の需要を活かして大きく稼ぎたい」といった目標があるのなら、eBay は魅力的な選択肢です。

そのうえで、初心者の方にはまずメルカリで取引の流れや相場観、簡単な顧客対応のスキルを身につけたうえで、その後eBayにステップアップする方法をおすすめします。国内の小さな経験を積んでから海外市場へ進むことで、スムーズに売上を伸ばせるようになるはずです。

出品代行サービスの活用も検討を!

ここまで読んで、自分だけではどちらを選んだらいいかわからない……と感じた人は、出品代行サービスの活用も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

出品代行とは、商品の出品作業を代理で行ってくれるサービスのことです。売りたい商品を出品代行業者に預けるだけで、あとの出品に関わる一連の作業(撮影・商品説明作成・価格設定・在庫管理・発送対応・顧客対応など)をすべてプロに任せることができます。

出品代行なら「神戸オークション」

数ある出品代行サービスの中でもおすすめなのが「神戸オークション」です。神戸オークションは、ヤフオクを中心とした出品代行サービスを提供していますが、eBayへの出品にも対応しています。落札率98%・代行実績10万件以上と、業界の中でも最高レベルの実績を保有。撮影から発送までを一括して代行し、初めての方でも安心して利用できるサポート体制が整っています。

神戸オークションの最大の特徴は、ヤフオクとメルカリに同時出品が可能なことです。出品代行を依頼すると、最初の1週間はヤフオクへ商品が出品されます。この1週間の間に商品が売れなかった場合、2週目からヤフオクとメルカリに同時出品される仕組みです。

ヤフオクとメルカリに同時出品されることで、単純に売れ行きが2倍になります。個人ではなかなか売れなかった商品が、神戸オークションを利用することで売れる確率があがります。

一方注意点としては、2025年3月現在、eBay出品はあくまでテスト段階でありすべての商品が必ずeBayに出品されるわけではない点があげられます。また、「この商品をeBayに出してほしい」という出品依頼は現在受け付けていません。​

eBayへの出品対象となるのは以下の商品です。

・初回出品から1週間経過した商品

・ブランドバッグ、財布、時計

・フィギュア、プラモデル、ミニカー、鉄道模型、ドール

・ゲーム機、ヴィンテージおもちゃ

・デジカメ、デジタル一眼、フィルムカメラ(カメラレンズは対象外)

eBayへの出品代行手数料は、「代行手数料+販売先手数料」です。具体的には下記の代行手数料に、eBayの販売先手数料17%を足した額になります。

■代行手数料

販売価格(税込み)代行手数料
300,000円~10%
100,000円~22%
20,000円~37%
3,000円~48%
1,500円~1490円

※1499円以下の場合、一律10円返金となります。

eBayの販売手数料はYahoo!オークションより高いため、Yahoo!オークションで売れた場合の代行手数料より「10%」高くなりますが、手数料以上に高い価格で出品しているため、eBayで売れた場合、お客様の受取額も多くなる予定です。

※eBayの出品ページで表示されている販売価格(USドル)を、その時のレートで円換算された価格を税込み販売価格とさせていただきます。eBay手数料には、eBay手数料・為替手数料・為替リスクなどを考慮し設定いたしております。

※あくまでテスト出品のため、テスト終了後に上記内容が変更となる場合があります。(2025年3月現在)

詳しくはこちらをご参照ください。

まとめ

eBayとメルカリは、どちらも手軽に始められる販売プラットフォームですが、その特徴や強みは大きく異なります。国内向けに気軽に売れるメルカリは、回転が速く初心者の練習にも最適。一方で eBay は世界を相手にでき、1 件あたりの利益を大きく伸ばせる可能性があります。

どちらを選ぶべきか迷うなら、まずはメルカリで取引の流れをつかみ、その後 eBay に挑戦してみるステップアップ方式が安心です。自分の目的やスタイルに合わせて、最適なプラットフォームを選んでいきましょう。