ヤフオクとメルカリの違いとは?それぞれの特徴やメリット・デメリットも徹底解説
2021/09/062021/11/11
最近はネットで簡単に物が売れる時代。企業だけでなく個人も気軽に売り買いできる仕組みが整ってきているので、オークションやフリマアプリも増えてきています。
その代表格とも言えるヤフオクやメルカリについて、どのような違いがあるのか理解できていない方も多いのではないでしょうか。
今回は、ヤフオクとメルカリの違いについて解説していきます。
これからオークションやフリマを始めたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヤフオクとメルカリの特徴
ヤフオクとは、Yahoo!JAPANが提供するネットオークションサービスを指します。出品者は不要になったものを出品でき、落札者は欲しいものやレア商品を楽しみながら手に入れられるのが特徴です。
一方でメルカリは新品・中古に関わらずあらゆる商品を気軽に売り買いできる、今やフリマアプリの定番となりました。
この2つのサービスの特徴は以下の通りです。
- ヤフオクは出品者・落札者ともにマニアが多い
- メルカリはやり取りにスピード感がある
具体的にどのような特徴があるのか、詳しく見ていきますね。
ヤフオクは出品者・落札者ともにマニアが多い
オークションといえば、今では市場に出回っていないレア商品などが手に入りやすいイメージを持つ方も多いでしょう。
実際のところ、ヤフオクは出品者や落札者ともにマニアが多いことでも有名です。
例えばプラモデルやカメラ、鉄道グッズやギターなど、コレクション品のやり取りがたくさん行われています。
高値で売れる可能性があるオークションでは、出品者や購入者ともにメリットがあると言えるでしょう。
メルカリはやり取りにスピード感がある
やり取りがものすごい速さで行われるのがメルカリの特徴です。
ときには出品してから購入されるまで数分かからないこともあるので、欲しい商品がある場合は常にチェックしておかなければなりません。
なお、欲しい商品を安く迅速に購入できるというのも、メルカリの特徴の1つですね。
ヤフオクとメルカリのユーザー層
特徴が違うので、ヤフオクとメルカリのユーザー層も違ってきます。
【それぞれのユーザー層の違い】
- ヤフオクは30代~50代のミドル世代が多い
- メルカリは10代~20代の若い世代が多い
ヤフオクは30代〜50代のミドル世代が多い
ヤフオクは世にあまり出回っていないレアな商品や、元々が高値で販売されていたものが多いので、30代~50代のミドル世代が多く利用しているサービスです。
性別は男女ともに利用されていますが、どちらかと言うと男性の方がやや多いようですね。
メルカリは10代〜20代の若い世代が多い
簡単に出品できて購入までスムーズに進むメルカリは、10代~20代の女性が多く利用しています。
それほど高値の物は販売されていないので、学生でも気軽に購入しやすい値段に設定されていることがほとんどです。
ヤフオクとメルカリの強い分野
それでは、ヤフオクとメルカリそれぞれの強い分野について紹介していきます。
【ヤフオクが強い分野】
コレクター商品、限定商品、ジャンク商品
【メルカリが強い分野】
衣服、ハンドメイド商品、その他雑品
ヤフオクが強い分野
ヤフオクの醍醐味はなんと言ってもオークションで、入札が殺到すると価格が一気に高くなるのがポイントです。
入札が殺到しやすい商品というのが、コレクター商品や限定商品。いわゆるマニアを燃えさせる商品がヤフオクの強い分野だと言っても過言ではありません。
また、ジャンク商品もヤフオクでは多く取引されています。
【ジャンク商品とは?】
動作に不安があるものや、部品・付属品が揃っていない商品のこと。
カメラやスマホ、ギターなども高値で取引されているので、「正常に動くか不安……。」というものでもぜひ一度出品してみてくださいね。
メルカリが強い分野
メルカリは基本的には幅広い商品が売れるのですが、なかでも衣服やハンドメイド商品などが売れやすい傾向にあります。
ヤフオクと違って新品・未使用の商品も多いので、中古だと敬遠されがちな衣服なども販売されているのが特徴です。
また、スマホケースやアクセサリー、布製品などのハンドメイド商品も女性から人気を得ています。
そして意外なことに、「売れないだろう」と思われている商品が売れることも珍しくありません。例えばトイレットペーパーの芯や紙袋、道端に落ちている木の実などですね。
子供の工作に使ったり集めていたりする方も少なくないので、ぜひ出品してみてください!
ヤフオクとメルカリのメリット
それでは、ヤフオクとメルカリのメリットを3つずつ解説していきます。
ヤフオクのメリット | メルカリのメリット |
---|---|
市場規模が大きい | 出品方法が簡単 |
高値で売れる可能性がある | 言い値で購入してもらいやすい |
オークションとフリマが利用できる | 販売商品のジャンルが広い |
ヤフオクのメリット3つ
オークション形式で不用品を販売できるヤフオクは、主に以下3つのメリットがあります。
- 市場規模が大きい
- 高値で売れる可能性がある
- オークションとフリマが利用できる
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.市場規模が大きい
ヤフオクのメリットとして挙げられるのが、市場規模の大きさです。
2018年には国内のネットオークション市場規模が1兆円を超えたのですが、そのうちヤフオクは約4,000億円を記録していて、全体の4割を占めています。
市場規模の大きさは利用しているユーザーの多さでもあるので、その分高値で売れたり良い商品に巡り会えたりするかもしれませんね。
2.高値で売れる可能性がある
オークションは最初のスタート時の価格は低いものの、入札争いが起きると一気に高騰します。
マニアが集めている貴重な物だったり、今は手に入らないレアな商品ほど価格が上がりやすいです。
また、なかには思わぬ物が高値で売れることもあるので、いろんな物をオークションに出してみてください!
3.オークションとフリマが利用できる
「ヤフオクはオークションだけ」というイメージがありますが、じつはオークションだけではありません。
なんと2017年2月からは、ヤフオクでもフリマ出品ができるようになっています。
オークションは落札価格がどんどん上がっていきますが、フリマだと提示されている価格ですぐに購入可能です。
オークションとフリマの両方を楽しめるのも、ヤフオクを利用するメリットだと言えるでしょう。
メルカリのメリット3つ
一方でメルカリのメリットは主に以下3つが挙げられます。
- 出品方法が簡単
- 言い値で購入してもらいやすい
- 販売商品ジャンルが広い
1つずつ内容をチェックしていきましょう。
1.出品方法が簡単
メルカリはスマホ・パソコンから簡単に出品できるのが魅力です。
【メルカリの出品方法】
- 商品の写真を撮影して登録する
- 出品商品について詳細に記載する
- タイトルを記載する
- 配送方法、価格を設定する
- 「出品する」ボタンを押して完了
難しい操作は必要なく、すべて手順通りに進めていけば数分で完了します。
フリマアプリに慣れていない方でも気軽に出品できるのがポイントですね!
2.言い値で購入してもらいやすい
メルカリを始めとするフリマアプリには、明確な価格基準はありません。そのため、自分で決めた価格で購入してもらいやすくなります。
相場よりも安いとすぐに売れることも珍しくないので、不用品の処分を目的とするのならメルカリはぴったりでしょう。
なお、新品を販売する場合は商品によっては価格の見極めが難しいので、売れないと思ったら少しずつ下げていく方が良いですね。
3.販売商品のジャンルが広い
メルカリは販売商品のジャンルが幅広いこともメリットの1つです。
電気機器や雑貨などの人気取扱品から、一見売れないだろうと思われている物でも取引されていることがよくあります。
思わぬ需要がある物も多いので、処分する前に一度出品してみてはいかがでしょうか。
ヤフオクとメルカリのデメリット
それぞれヤフオクとメルカリのメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
ヤフオクのデメリット | メルカリのデメリット |
---|---|
Yahoo!プレミアム会員の登録が必要 | 値下げ交渉されやすい |
配送できるまでの期間が長い | コメント機能で誹謗中傷されることがある |
落札されないことがある | やり取りでのトラブルが多い |
1つずつ深堀りしていきますね。
ヤフオクのデメリット3つ
メリットを紹介しましたが、次はヤフオクのデメリットを3つ紹介していきます。
- Yahoo!プレミアム会員の登録が必要
- 配送できるまでの期間が長い
- 落札されないことがある
それぞれ詳しく解説していきます。
1.Yahoo!プレミアム会員の登録が必要
ヤフオクへの出品は、Yahoo!プレミアム会員への登録が推奨されています。
もちろん必須ではありませんが、プレミアム会員に登録していない場合は、以下のようにいくつか制限が設けられています。※一部抜粋
Yahoo!プレミアム登録なし | Yahoo!プレミアム会員 | |
---|---|---|
特定カテゴリへの出品 | ✕ | ◯ |
出品個数 | 1個 | 9個まで ※2個以上の出品は出品総合評価が11以上 |
送料をあとから連絡 | ✕ | ◯ |
送料の着払い設定 | ✕ | ◯ |
配送方法の設定 | 1種類のみ | 複数設定可 |
自動再出品の設定 | ✕ | ◯ |
引用:https://support.yahoo-net.jp/
プレミアム会員に登録しないとほとんどの機能が制限されてしまうので、本格的にヤフオクを始めたい方はぜひYahoo!プレミアム会員への登録を検討してみてください!
2.配送できるまでの期間が長い
商品が落札されてから、配送できるまでの期間が長いこともヤフオクのデメリットの1つです。
メルカリは商品が購入されてからスムーズに配送まで移れるのに対し、ヤフオクは送料の連絡や落札者の情報確認※など、複数の工程を経てから配送ができます。
※匿名配送が選択されている場合は、お互いの情報は開示されずにやり取りが進みます。
時間をかけずにどんどん売りさばいていきたいという方は、配送までの工程が長くストレスを感じるかもしれません。
3.落札されない・または安くなることがある
ヤフオクはオークション形式での販売なので、入札者がいなければ落札されないこともあります。
落札されなければ時間も手間も無駄になってしまうので、ヤフオクのデメリットと言えるでしょう。
なお、オークションの特性上、思っていた価格よりも安価で落札されることも珍しくありません。
落札者がいくら払うかによって落札金額が変わるので、思い通りの価格で売れない場合があることも理解しておきましょう。
メルカリのデメリット3つ
メルカリのデメリットは、以下3つが挙げられます。
- 値下げ交渉されやすい
- コメント機能で誹謗中傷されることがある
- やり取りでのトラブルが多い
順番に確認していきましょう。
1.値下げ交渉されやすい
メルカリは値下げ交渉されやすいことが最大のデメリットではないでしょうか。
言い値で販売できることがメリットとお伝えしましたが、そこからさらに値引き交渉されると利益が無くなりかねません。
メルカリの購入者は、最初の言い値で購入する方もいればまずは値下げ交渉をしてくる方もいて、ユーザーの質にバラつきがあります。
なかには最初から半額近くの値段で交渉してくる方もいるので、あまりにも悪質な交渉をされた場合は応じないようにしましょう。
2.コメント機能で誹謗中傷されることがある
商品ページにはコメント欄があるのですが、そこで誹謗中傷をされることも珍しくありません。
コメント欄は商品が気になっているユーザーがチェックしている箇所なので、悪質なコメントのせいで商品が売れないこともあるのです。
ほとんどの場合は、値下げ交渉や状態確認などの質問がコメント欄に寄せられます。しかし、まれに理由がなくとも一部の悪質なユーザーから誹謗中傷される可能性がある、ということを理解しておきましょう。
3.やり取りでのトラブルが多い
メルカリはやり取りでのトラブルが多いのもデメリットの1つです。
商品が購入されて発送も済んでいる場合、以下のようなトラブルが起こる場合があります。
- 取引が終わったあとにキャンセルしたいと言われる
- 取引完了後の評価を変更したい・取り消したい
- 発送した商品が返送される
- 受け取り評価をしてくれない
- 購入後にメッセージの返信が途絶える
基本的にはトラブルが起こった場合、双方で解決しなければなりません。
とはいえ、出品者・購入者の対応が不誠実だと判断された場合は、問い合わせをするとメルカリ事務局が対応してくれることもあります。
購入前のやり取りであれば商品が発送されていない状態なので、事務局を挟まなくても比較的すぐに解決するでしょう。
なお、商品発送後のトラブルについてはメルカリの仕様上、対応に時間がかかります。出品者・購入者ともに発送後のトラブルが起きないよう、誠実なやり取りが欠かせませんね。
まとめ
以上、ヤフオクとメルカリの違いやそれぞれの特徴などについて解説しました。
メルカリは気軽に出品できるのが最大のメリットですが、その分相場よりも安く購入されることも少なくありません。
本当に価値あるのものを高値で売りたい場合は、ヤフオクへの出品をおすすめします。
とはいえ、オークションへの出品は色々な手間がかかり、面倒に思う方も多いもの。そんなときはオークション代行への登録を検討してみてください。
なお神戸オークションでは商品の撮影から出品の他、やり取りや発送作業まですべてプロが行ってくれます。
少しでも手間を省いて効率良くオークションを進めたい方は、ぜひ神戸オークションを利用してみてくださいね!
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