LOUIS VUITTONの製造番号【シリアルナンバー】
2017/11/152023/06/29
今回はルイヴィトンの製造番号【シリアルナンバー】についてご紹介します。
ヴィトンの製造番号はローマ字と数字の組み合わせで出来ています。
表にしましたので↓をご覧ください。
製造番号【シリアルナンバー・ローマ字部分】
フランス | A0 A1 A2 AN AR AS BA BJ BU CT DU FL LW MB MI NO RA RI SL SN SP TH SR VI |
アメリカ | FH SD OS |
スペイン | CA LO LB LM |
イタリア | CE |
スイス | FA D1 |
ドイツ | LP |
スペシャル | AAS(スペシャルオーダー品に刻印される) |
リペア | DK(正規のリペアをされたもの) |
アルファベットの部分はこのように、製造された国と製造工場を表しています。
続けて数字の部分の説明をします。
製造番号【シリアルナンバー・数字部分】
1990年頃以前
数字3ケタ 例:878の場合1987年 8月の製造となります。
A→8 B→7 C→8
AとBで年数、Cは月を表しています。
1990年頃~2006年
数字4ケタ 例:1025の場合2005年 12月の製造となります。
A→1 B→0 C→2 D→5
BとDで年数、AとCで月を表しています。
2007年~
数字4ケタ 例:4102の場合2012年 第40週の製造となります。
2006年までとは変わり月ではなく、第○週で表すようになっています。
A→4 B→1 C→0 D→2
BとDで年数、AとCで週を表しています。
2021年~
全てではありませんが、一部のフランス工場で製造された製品には「ICチップ」が埋め込まれ、シリアルナンバーが無い製品もでてきました。
このチップはRFIDタグと呼ばれる埋め込み型のICチップで、コピー商品の流通を防止する目的だといわれています。このICチップは専用の機器でスキャンすることでのみ情報を読み取ることができます。
今後、製造される製品もICチップに変わっていくことが予想されますので、シリアルナンバーを刻印された製品は少なくなっていくと思われます。
実際のシリアルナンバー
こちらは2012年 第40週の製造となります。
アルファベットがSNですのでフランスの工場ですね。
こちらはフランスの工場で2001年 9月に製造されたものとなります。
古い物ですとこの表記がない場合もありますが、新しいバッグなどには必ずついていますのでホンモノとニセモノを見分けるのにも役に立ちます。
ですが、この製造番号をつけたニセモノもありますのでご注意ください。
-
新しい投稿へ
-
過去の投稿へ
おすすめ記事
-
ブランド鑑定|偽物見分け方 2023/08/02
ゴヤールの偽物を見破るポイントを解説
-
ブランド鑑定|偽物見分け方 2021/03/05
ルイ・ヴィトンの偽物を見分ける方法を解説
-
ブランド鑑定|偽物見分け方 2020/12/28
初心者でもできる!ロレックスの偽物を簡単に見分ける方法-精巧な偽物は専門家に依頼を
-
ブランド鑑定|偽物見分け方 2017/11/15
LOUIS VUITTONの製造番号【シリアルナンバー】
-
ブランド鑑定|偽物見分け方 2017/09/08
モンクレール 本物と偽物の見分け方【ボタン タグ編】
-
ブランド鑑定|偽物見分け方 2017/09/04
グッチ 本物と偽物の見分け方【GUCCI ロゴ編】