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古いウイスキーは飲める?賞味期限とお酒の価値の調べ方・高く売る方法について解説

2023/06/27

お役立ち情報

家を整理していて、昔のウィスキーを見つけたんだけど、
これって飲めるの?
それともただのガラクタ?
もし価値があるなら、誰かが買い取ってくれるの?
古いウィスキーがどれくらいの価値があるのか、どう判断すればいいの?
そんな質問を持っているあなたのために、この記事では、見つけた未開封のウィスキーを最高値で売る方法を解説します!

古ウィスキー、実はとても価値があります

時を経たウィスキーは、その歴史や独特な製法からくる深み、そして経年による熟成感が、新しいウィスキーには無い特別な価値を持っています。ウィスキーには賞味期限がないので、未開封で量が減っていなければ、美味しく楽しむことができます。

世界最古のウイスキー

さて、世界で最も古いウィスキーは何かご存知ですか?

いくつかの説がありますが、その一つが「グレンエイボン・スペシャル・リカー・ウィスキー」。

出典:http://news.bbc.co.uk/1/hi/6194442.stm

なぜなら、そのラベルには製造者自身が瓶詰めしたと記載されているからです。グレンエイボン蒸留所は1850年代(約170年前)に閉じられたと言われているので、このウィスキーはそれよりも更に古い時期に製造されたと考えられます。

オークションでの落札価格は、£14,850(ポンド)ということから、日本円で約250万円であった(2023年5月時点のレートで)

ウィスキー愛好家の間で「オールドボトル」が注目されている理由

ウィスキーの世界で話題となっているのが、"オールドボトル"、つまり古いウィスキーのことです。

オールドボトルの定義は固定されていませんが、ヨーロッパでは750ミリリットルボトルのスコッチウィスキー(現在は700ミリリットルが主流)、日本では酒税法改正前の「特級」表示のあるウィスキーが該当します。では、なぜオールドボトルがこれほどまでに人気なのでしょうか?

その答えは、古い製法や経年変化による独特の味わいにあります。1970年代以降、ウィスキーの生産はアイルランドやアメリカを中心に効率化され、伝統的な手間をかけた製法で作られる蒸留所は少なくなりました。その結果、昔ながらの製法で作られたウィスキーへの需要が増えたのです。

さらに、古い製法で作られたウィスキーは、瓶詰め後の長期保存によって、瓶内でアルコールと水が熟成し、まろやかな風味が生まれます。この経年変化はオールドボトルごとに微妙に異なり、そのレアさから珍重されています。

しかし、全てのオールドボトルが価値があるわけではありません。保存状態やコルクの状態によっては、品質が劣化しているものも存在するので、注意が必要です。

ウィスキーの状態をチェックしよう

ウィスキーの栓が未開封で、中身の液面が減少、変色しておらず、ラベルもきれいな状態ならば、オークションなどでびっくりするような価格で取引されています。

ウィスキーの価格を調べよう

ウィスキーの状態がOKなら、もし売ったらいくらになるのか?だいたいの相場を調べることができます。

調べ方については、次の記事で詳しく解説していますので、よければご覧ください。

ウィスキーを高く売ろう!

古い未開封のウィスキーは、状態さえ良ければかなりの価値があります。その価値を最大限に活かすためには、買取業者に頼むよりもオークションで販売することをおすすめします。なぜなら、人気のある古いウィスキーはオークションで入札競争が起こり、思わぬ高額で売れることがあるからです。

しかし、「オークションって面倒そう…」と思われる方もいるでしょう。そんな時は、オークション代行業者に依頼すると良いです。代行業者は出品から落札までの一連の流れをすべて代行してくれます。

実際に、1985年の「軽井沢 ヴィンテージ カスク」がが660,000円で落札された事例もあります。あなたの手元に眠っている古いウィスキーも、思わぬ価格で売れるかもしれませんよ!