BLOG コラム

エルメスバーキン偽物の見分ける方を解説

2021/03/05更新日2021/03/18

ブランド鑑定|偽物見分け方

エルメスバーキンほど魅了される高級ブランドバッグも多くありません。それゆえ、バーキンほど偽物・コピー品が出回っていることもあります。
今回は、エルメスバーキンの偽物をどのように見分けるのか、そのコツなどをご紹介します。

バーキンは、なぜ偽物を見分けないといけないか?

エルメスバーキンは、誕生から30年以上経った現在でも、世界中の女性たちを魅了し続けています。その人気がゆえに偽物がはびこっているという事実があります。

偽物が非常に多く出回ってしまっているので、エルメスの直営店買う以外は、購入の際には注意が必要というわけです。

プロに鑑定してもらう以外に、自分でも偽物を見分けないと、手に取るものすべてが偽物の可能性があります。

少しでも偽物を排除する。自分でも粗悪な偽物くらいは、見分けるようになってくとお得です。

プロでも見破れない偽物バーキンが存在する

最近のコピー商品(偽物)は、非常にレベルが高く、プロの鑑定士でも見分けるのが困難だと言われています。

特にエルメスバーキンは、数あるブランド品バッグの中で、最高クラスのブランドの一つです。

定価は、およそ100万円以上。プレミアがついたバッグでは、数百万円するものもあります。

エルメスバーキンの特徴、魅力を挙げると枚挙にいとまがありません。代表的なものを挙げるとすれば、下のようなものとなります。

・最高級のブランド価値がある
・超一流の素材を使用している
・熟練した超一流の職人が一つ一つ手作業で作る
・高い耐久性
・変わらない伝統的なデザイン

エルメスバーキンの偽物・コピー品を見分けるポイント

エルメスバーキンの偽物を見分けるポイントは、いろいろありますが、ここでは共通ポイントをご紹介します。

まずは、このポイントを見よう

偽物は、縫い目をサボっている

偽物はほとんどの場合、縫い目をサボっています。本物は手縫いの部分を、偽物はミシン縫い、もしくは、いい加減な手縫いとなっていることがあります。

これは、知識がなくても見分けられるポイントの一つです。ミシン縫いか、手縫いかで見分けられることがあるんですね。

注意!本物でも、すべてを手縫いしていない

最高級ブランド、エルメスバーキンにおいても全ての部分を手縫いでおこなっているわけではありません。

いくらエルメスでも、全て手縫いでは、膨大な時間がかかります。そのため、必要最低限の部分のみに手縫いが施されているのです。
見た目では、縫い目を見ることで、ある程度粗悪な偽物を見分けることができます。

では、見た目以外で見分けるポイントは何でしょうか。

革のニオイと手触りが違う

バッグに使われている金具。これらも実際に触ってみましょう。偽物は何らかの違和感が出ることがあります。
本物は、若干重みを感じたり、重厚な手触りが残ります。偽物は、軽い手触りが残ります。

また、最も原始的な見分け方として、革のニオイを嗅ぎ分ける方法があります。

革のニオイが違う

本物は、上質な革を採用していますが、偽物の多くは合皮を使っています。これは制作費の問題なので、偽物は、どうしても無理が生じます。
合皮は、合成ゴムのような、接着剤のような、化学薬品ようなニオイがあります。ニオイに敏感な人なら、ある程度嗅ぐと分かるようになります。

このニオイをしっかりと記憶しておけば、偽物を見分けやすくなります。
もちろん技術の進歩によって、将来的には上質な皮に似せた合革が出現してくるかもしれません。現時点ではそれはないようです。

まとめ

中古品でもプレミア価格がつくバーキンは、定価以上になることもしばしば。
中古品が定価以上となる理由は、一言で言いますと、バーキンに人気が集中しているためです。

そんなバーキンだからこそ、購入したい人が膨大にいらっしゃいます。だからこそ、偽物も多く出回っているのです。
実際、弊社でも月に10件以上、偽物に遭遇します。
そんなバーキンですので、お手に取る際はくれぐれもご注意を。もし不安なバーキンに遭遇したら、ぜひとも専門家にご相談ください。