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メルカリでの委託出品は禁止?委託出品ならオークションがおすすめ!

2022/05/30更新日2023/06/23

サービス解説

不用品の出品に便利なフリマアプリとして有名なメルカリ。出品に慣れていない方や、忙しくて出品作業の時間が取れない方ですと、一度は業者への委託出品を考えた経験があるのではないでしょうか。

一方で、インターネット上には「メルカリでは業者による委託出品が禁止されている」旨が記載されている記事が多くあります。とくに業者に委託しようと考えている方にとっては、不安ですよね。

今回は、メルカリでの委託出品についてまとめました。また、委託出品が認められているオークションについても解説しています。

不用品を気軽に現金化したい時にぴったりな内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

メルカリでの委託出品は禁止?

「メルカリ 委託」などでインターネット検索すると、「メルカリでの委託出品は禁止」といった記事が出てきた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際のところどうなのか、気になりますよね。

もともとメルカリがユーザー向けに公開しているガイドラインでは、「出品者とは別の第三者の商品を代理で出品すること」を禁止行為として定めていました。

このような経緯から、「メルカリでの委託出品は禁止」として長らく委託出品ができませんでしたが、2021年10月にメルカリ子会社のソウゾウが、事業者による出品が可能な「メルカリ Shops」を本格始動し、法人登録を行うことで、金券および酒類を除く中古品の販売が可能となりました。

ただし、メルカリShopsのガイドラインには「販売者とは別の第三者の商品を代理で販売すること」をトラブルに発展しやすい行為として禁止しているため、通常のメルカリと同じく委託出品は許可されていないようです。

委託出品ならヤフオク!がおすすめ

メルカリでは禁止されている委託出品ですが、ヤフオク!であれば委託出品が可能です。

  • ヤフオク!とは
  • メルカリと比較したヤフオク!のメリット
  • メルカリと比較したヤフオク!のデメリット

ヤフオク!とは

ヤフオク!は、Yahoo! JAPANが運営するオークションサイトです。

数あるネットオークション・フリマアプリの中でも最大級の規模を誇るサービスで、利用者数は2017年時点で1500万人以上にのぼります。メルカリと同じく業者による委託出品が可能です。

ヤフオク!とメルカリの違い

ヤフオク!はオークションサイト、メルカリはフリマアプリという点で、両者は異なります。

サービスの形式以外ですと、両者の違いはユーザー層にあります。

ヤフオク!は30代以上のミドル世代と呼ばれるユーザーが中心です。日用品から高価なものまで売られており、希少性の高いコレクション品が人気ですよ。

一方メルカリは10〜20代の若者を中心に人気を集めています。日用品がメインに売られていますが、ハンドメイド作品も人気ですよ。

ヤフオク!とメルカリのどちらを使用するか迷ったら、売りたい商品に合わせて選ぶのがおすすめです。

メルカリと比較したヤフオク!のメリット

ヤフオク!のメリットは、メルカリよりも商品を高値で現金化しやすいことです。

オークション形式をとっているヤフオク!では、出品された商品を「欲しい!」と思ったユーザーが希望の価格を提示して入札します。入札されるにつれ金額はどんどん上がっていきますので、オークション終了時には自分が予想もしなかった高額になることも少なくありません。

対するメルカリでは、出品時に設定した販売価格から値段が跳ね上がることはありません。あとから販売価格を修正することはできますが、無闇に値上げをすると最終的に商品が売れ残ってしまうこともあり得ます。さらに、コメント欄などでユーザーから価格交渉を受け、渋々値下げしなければならないこともあるのです。

出品した商品を高値で現金化しやすい点は、メルカリと比較した大きなメリットです。「商品を少しでも高く売りたい!」と考えている方は、ヤフオク!の利用がおすすめですよ。

メルカリと比較したヤフオク!のデメリット

メルカリと比較したヤフオク!のデメリットは、商品を出品してからお金を受け取るまでに時間がかかってしまうことです。

ヤフオク!に商品を出品した場合、通常はオークション終了時刻まで待たなければなりません。対するメルカリでは、早ければ数時間程度、遅くとも24時間以内に売れるケースが多いのです。商品の購入・落札相手が決まるスピードは、メルカリに劣ります。

また、ヤフオク!での金銭の取引は個人間で行わなければなりません。「いつまで経っても入金されない」「落札者からなかなか連絡が来ない」などのトラブルが起き、結果として代金を受け取れるまでに時間がかかってしまう傾向にあります。メルカリではこのような金銭のやりとりについても事務局が介在してくれるため、スムーズに進めやすいでしょう。

このように、商品の出品から代金を受け取るまでのタイムラグがある点は、ヤフオク!のデメリットです。現金化のスピードを重視するのであれば、メルカリがおすすめです。

委託出品用サービスを選ぶ際に気をつけたいポイント

続いて、委託出品用サービスを選ぶ際に気をつけたいポイントをまとめました。

  • 売りたいジャンルの商品を扱っているか
  • 落札率が高いか
  • 費用がかかりすぎないか
  • 売れ残った場合の対応は手厚いか
  • 利用者からの評判は良好か

売りたいジャンルの商品を扱っているか

まずは、委託出品用サービスの取り扱い商品ジャンルを確認し、自分が売りたい商品に合致しているかを確認しましょう。

出品を得意とする商品ジャンルは、業者によって異なります。自分が売りたい商品ジャンルを得意とする業者に依頼すれば、商品をより魅力的に見せる説明文・写真を掲載してもらい安くなりますよ。結果、高額で落札・購入してもらいやすくなるでしょう。

また、出品する商品ジャンルによっては、出品者に免許が必要になる場合もあります。例えばブランデーやウイスキーなど、酒類の出品を委託する場合は、業者が「酒類卸売業免許」を取得している必要があります。このような、商品の出品に必要な免許を保持しているかも、必要に応じて確認してください。

落札率が高いか

続いて、委託出品用サービスの落札率を確認しましょう。

委託出品用サービスを利用したからといって、必ずしも商品を落札してもらえるとは限りません。落札してもらい、商品を現金化できる確率を少しでもアップさせるため、落札率は必ず確認しておきましょう。

落札率は高ければ高いほど、安心して利用できます。ヤフオク!で利用できる出品代行サービス・神戸オークションでは「98%以上」とかなり高めの落札率を記録していますので、ぜひ参考にしてください。

費用がかかりすぎないか

続いて、実際に出品を委託する際にかかる費用を確認しましょう。

通常、委託出品用サービスでは商品の落札額に応じた代行手数料を定めています。商品が落札された際は、手数料を引いた額が依頼者に支払われるのです。たとえ高額での落札が実現したとしても、手数料の額が大きいと手元に支払われる金額がわずかになってしまいます。手数料で損をしないために、費用面にも気を配りましょう。

また、代行手数料とは別にオークションのプラットフォームに支払う手数料も発生します。さらに大型商品を出品する場合やオプションを利用する場合は、追加で料金をとられることもあるので、計算を誤らないように注意しましょう。

落札されなかった場合の対応は手厚いか

先ほど解説したように、委託出品用サービスを利用したからといって、必ずしも商品を落札してもらえるとは限りません。万が一落札されなかった場合のフォローについても確認しましょう。

中には無料で再出品を受けつけてもらえる、あるいは商品を業者に買い取ってもらえるといった良心的なサービスも多くあります。これらのサービスを利用すれば、余計な費用をかけず、不用品を現金化できる確率がアップするでしょう。

「不用品を確実に現金化したいけれど、落札されるか不安」という方は、落札されなかった場合の対応で、サービス・業者を選ぶのがおすすめです。

利用者からの評判は良好か

最後に、実際に委託出品用サービスを利用した方からの評判を確認しましょう。

利用者からの生の声は、これからサービスを利用する上で大変参考になります。また、質の良くないサービスをあらかじめ避けることもできますよ。サービス・業者から発信された情報だけでなく、利用者からの情報も積極的に拾いましょう。

利用者の声は、サービスのホームページや、委託出品用サービスの評判をまとめたクチコミサイトなどで参照できます。めぼしいサービスを複数ピックアップしたら、利用者からの評判や意見を参考にしてください。

おすすめの委託出品用サービス<ヤフオク!>

ヤフオク!に対応しているおすすめの委託出品用サービスをまとめました。

  • 【おすすめ】神戸オークション
  • QuickDo(クイックドゥ)
  • オクサポ!

【おすすめ】神戸オークション

神戸オークションは、株式会社MSTによって運営される出品代行サービスです。Yahoo公認ショップのひとつで、ヤフオク!への出品を専門としています。ヤフオク評価数は5万件以上と大変豊富な出品実績をもっており、初めて委託出品用サービスを利用される方にもおすすめです。

落札率は98%と大変高く、商品を確実に現金化したい方におすすめのサービスです。また、落札されなかった商品は、無料かつ無期限で再出品できます。落札率が高いのはもちろん、落札されなかった場合のフォローも万全ですよ。

プランは、出品作業を丸投げできる「おまかせコース」のみ。さらに、「商品を早く現金化したい」「出品価格を自分で設定したい」「落札相場が不明なので確認したい」といった依頼者の悩みに寄り添うオプションを複数用意しています。シンプルなプラン設定ですので、迷うことなく利用できる点も神戸オークションの魅力です。

QuickDo(クイックドゥ)

QuickDo(クイックドゥ)は、ヤフー公認のオークション代行サービスです。ヤフオク!で利用できる有名な代行サービスのひとつで、ヤフオク!への出品実績は数十万点以上を誇ります。

QuickDo(クイックドゥ)では、利用者の希望に合わせた3つのコースが用意されています。「なるべく早く現金化したい」「価格設定にこだわりたい」「希望価格以下では落札されたくない」などの、多様な要望に応えてくれますよ。

宅配買取サービスも運営しているため、万が一落札されなかった商品は買取に出すこともできます。

オクサポ!

オクサポ!は、神戸オークションと同じくヤフオク!で利用できる委託出品サービスです。ヤフオクでの販売数は20万件以上と、豊富な実績を保有しています。

C級品でも依頼できる点が、オクサポ!の魅力です。使用に難がなければ、傷や汚れのついた商品や季節外れの商品でも、出品できる可能性があります。他の出品代行サービスに断られた場合であっても、一度申し込んでみる価値はありますよ。

まとめ|委託出品を検討するならオークション!

以上、メルカリの委託出品について解説しました。

メルカリと比較したメリットやデメリットを踏まえて、自分が利用しやすいプラットフォームを選択してください。また、ヤフオク!で利用できる委託出品用サービスも紹介しました。実際に出品を業者に委託しようと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。