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初心者でも安心!eBay出品代行業者おすすめ5選

2025/04/08

eBay(イーベイ)

eBayは世界最大級のオンラインマーケットプレイスで、日本にいながら世界中のお客様に商品を販売できる魅力的なプラットフォームです。しかし、初めて利用する方にとっては言語の違いや出品作業の手間がハードルになることもあるでしょう。

そこで活用したいのが、eBay出品代行サービスです。出品代行業者にお願いすれば、面倒な出品作業や海外とのやり取りをプロに任せられるため、初心者でも安心して海外販売にチャレンジできます。

本記事では、eBayの基本から出品代行のメリット・デメリット、業者の選び方、そしておすすめの出品代行業者5社をご紹介します。

eBayとは

eBay(イーベイ)はアメリカ発祥の世界最大級オンラインマーケットプレイスです​。個人から企業まで幅広いセラーが利用しており、オークション形式と固定価格販売の両方で世界中に商品を販売できます。

2023年の取引高は約732億ドル(日本円で約10兆9800億円)にのぼり、日本最大のYahoo!オークションと比べても取引規模は約13倍にも達します​。利用者も北米・欧州を中心に世界中に広がっているため、日本にいながらグローバル市場にアクセスできる点が魅力です。

eBayで特に売れやすい商品としては、海外で人気の高い日本製品が挙げられます。たとえば、書籍や雑誌、衣類・ファッション小物、音楽CDや映画のDVD、中古ブランド品などはアメリカのeBayでも取引が盛んです。

さらにアニメ関連グッズやフィギュア、レトロなゲーム機・ソフト、カメラやオーディオ機器、日本の伝統工芸品といったジャンルも根強い人気があります。日本ではあまり需要がない意外なアイテムが海外では高値で売れることもあり、世界市場の広さを実感できます。

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eBay出品代行業者を利用するメリット

eBayで取引するには英語での出品ページ作成や顧客対応が必要になるほか、国際発送や関税処理など国内取引にはない手続きも発生します。また、eBay独自の出品ルールや手数料体系を理解する必要もあります。

それらを一から勉強するのは初心者にはハードルが高いですが、そこで頼りになるのが「eBay出品代行業者」です。eBay出品代行サービスを使えば、「自分でやるにはちょっと大変……」という作業をプロに任せることができます。具体的にどのようなメリットがあるのか、主なポイントを3つ解説します。

言語の壁を解消

通常、eBayで販売するには商品タイトルや説明文の英訳、海外の落札者とのメッセージのやり取りなどすべて英語で対応しなければなりません。しかし代行業者は、この言語対応を専門スタッフが担ってくれます。

eBayのシステムや専門用語にも精通したスタッフが対応するため、微妙なニュアンスの違いによるトラブルも防ぎやすくなります。「英語でのやりとりなんて無理かも……」と諦めていた方でも、代行サービスを使えば言葉の壁を感じずに世界中に商品を販売できます。

手間を軽減

eBayでの販売には、商品写真の撮影、魅力的な商品説明文の作成、適正な価格設定、在庫管理、落札後の梱包・発送、配送伝票の作成、そして場合によっては返品対応まで、やることがたくさんあります。

出品代行業者はこうした煩雑な作業を丸ごと引き受けてくれるため、自分で行う手間が大幅に省けます。本業やプライベートを優先しながらeBay販売を始めたい方にもぴったりです。

専門知識が豊富

経験豊富な出品代行業者に依頼することで、プロのノウハウやデータに基づいた販売戦略の恩恵を受けられるのも利点です。代行業者は日々大量の商品を出品・販売しているため、eBayで「どうすれば早く高く売れるか」という実践的な知識を蓄積しています。

また、業者によっては過去の販売データを分析して最適な出品タイミングを図ったり、在庫連動システムで売り逃しを防止したりといった細かな工夫や最新ツールの活用も行っています。専門家に任せることで、eBay初心者でも効率良く結果を出しやすい環境が整うといえるでしょう。

eBay出品代行業者を利用するデメリット

便利なeBay出品代行サービスですが、利用にあたって注意すべきデメリットも存在します。メリットだけでなくデメリットも理解した上で、自分に合った利用方法を検討しましょう。

手数料がかかる

代行サービス利用に伴う手数料がかかります。出品代行業者はビジネスとしてお客様の商品を代わりに販売するため、商品が売れた際には所定の手数料を差し引いて売上金が支払われます。

手数料率は業者やプランによって異なりますが、「落札価格の○%」という成功報酬型が一般的です。自分で売れば得られたはずの利益の一部が、コストとして消える点は理解しておきましょう。

販売実績が蓄積されない

もう一つのデメリットは、自分自身のeBayアカウントに取引実績や評価が蓄積されない点です。通常、eBayで取引を重ねるとセラーのアカウントに「評価(feedback)」や販売履歴が貯まり、信頼度や取引ノウハウが徐々に高まっていきます。

しかし出品代行業者に任せた場合、実際に出品・販売を行うのは業者側のeBayアカウントとなるケースがほとんどです。そのため、商品が売れても評価は業者のアカウントにつき、あなた自身のeBay実績にはならないと考えてよいでしょう。

将来的に「自分でeBayアカウントを育てて大きく展開したい」という場合、代行に頼り続けると取引経験が積めず成長機会を逃すかもしれません。最初は代行で勉強し、慣れてきたら徐々に自力で出品に切り替えるというステップを踏むのも一つの方法でしょう。

eBay出品代行が「向いている人」「向いていない人」

先ほど説明した出品代行のメリットとデメリットをふまえ、eBay出品代行サービスの利用に向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ整理してみましょう。

eBay出品代行を利用するのに向いている人

英語が苦手で、海外の購入者とのやり取りが不安な人

海外オークションの経験がなく英語や手続きに不安がある方は、プロに任せることで安全にスタートできます。始めのうちは代行業者に支えてもらいながら取引の流れを掴むのも良いでしょう。

出品作業に時間を割けない人

本業が忙しかったり育児・学業と両立したかったりする方にとって、写真撮影や発送作業をすべて自分で行うのは大変です。代行なら手間のかかる作業を任せて効率的に利益を得られるでしょう。

eBayのアカウント開設や出品手続きを簡単に済ませたい人

自分でアカウントを育てるとなると時間がかかりますが、代行業者の既存アカウントを使えばすぐに販売を開始できます。

海外発送の手間をかけたくない人

たとえば「国内で仕入れたコレクターズアイテムを海外に売りたいが、英語のやり取りや発送方法が分からない」という場合、代行サービスは強い味方です。言葉の壁や国際物流のハードルを一挙に引き受けてもらえます。

多少コストがかかっても確実に売りたい人

「多少手数料を払ってもいいから、とにかく早く高く売ってほしい」という方にも出品代行は向いています。実績豊富な業者なら適切な市場で適正価格をつけてくれるため、結果的に手数料分以上に高値で売れる可能性もあります。

eBay出品代行を利用するのに向いていない人

自分のeBayアカウントを育てたい人

将来的にeBayで本格的にショップ展開をしたい、ブランドを築きたいと考えている場合、代行任せでは自分の評価が貯まりません。評価ゼロのままでは信用構築に時間がかかるため、最初から自力で取引を積み重ねた方が良いでしょう。

手数料を抑えて、利益を最大化したい人

できるだけコストを削減して利益率を上げたい方には、代行手数料の負担はデメリットになります。扱う商品によっては手数料が利益を圧迫することもあるため、自分で全部対応できるならその分利益を確保できます。

出品作業や交渉を経験し、今後のビジネススキルとして学びたい人

英語での交渉や国際物流の知識など、海外取引のスキルを自ら習得したい人にとっては代行サービスは学びの機会を奪うことにもなります。トラブル対応も含め、経験を積む場として自力出品に挑戦した方が成長につながるでしょう。

つまり、「eBay販売を手軽に安全に始めたい人」には出品代行が向いており、「eBay販売を自分の力で極めたい人」には不向きと言えます。自分の状況に応じて使い分けましょう。

出品代行業者を選ぶポイント

初心者の方が代行業者を選ぶ際には、以下のポイントに注目して比較検討すると良いでしょう。

料金体系

まず最初に確認したいのが手数料などの料金体系です。各社で料金設定は異なりますが、大きく分けて「完全成功報酬型」と「月額固定型」の2タイプがあります。

成功報酬型は商品が売れたときにのみ手数料が発生する方式で、初期費用や月額費用が無料のケースが多く初心者でも始めやすいです。一方、月額固定型は一定の月額料金を支払うことで、出品や発送を定額サポートしてもらえる方式です。

どちらが良いかは出品数や販売頻度によります。初めは成功報酬型で気軽に始め、売上規模が大きくなってきたら定額型でコストを抑える、といった使い分けもありでしょう。

また、手数料率の内訳(eBay手数料と代行手数料の合計)も重要です。高額商品中心なら手数料率が低めの業者、低額商品中心なら一定額で引き受けてくれる業者など、自分のビジネスに合った料金設定か見極めてください。

対応範囲

業者が提供するサービスの範囲を確認しましょう。写真撮影から梱包・発送まで、すべてお任せOKの業者もあれば、出品作業のみ代行で発送は自分で行う必要があるところもあります。

自分がどこまで任せたいかによって最適な業者は異なります。梱包材の用意や関税書類の作成、返品商品の保管など細かなサービスも含め、自分に必要な範囲をカバーしてくれる業者を選びましょう。

サポート体制

初めて代行業者を利用する際は、サポート体制の充実度も安心材料になります。問い合わせへのレスポンスの速さや丁寧さ、トラブル発生時の対応方針などを事前に確認しておくと良いでしょう。

保険や補償制度の有無もチェックポイントです。発送中の紛失や破損に対する保険加入、返品時の対応(再出品するか返送するか)など、もしもの時にどこまでサポートしてくれるかを確認しましょう。

実績

業者のこれまでの実績と評判も重要なポイントです。長年にわたり多くの出品代行を手掛けている会社はノウハウが豊富で信頼性も高い傾向にあります。具体的な取引数や成功事例が公開されていれば、しっかりと目を通しましょう。

ユーザーレビューや口コミサイトでの評価も参考になります。「対応が迅速で丁寧だった」「思ったより高く売れて満足」といった良い口コミが多ければ安心できますし、逆に「入金が遅い」「連絡がつきづらい」などの声があれば注意が必要です​。

おすすめのeBay出品代行業者5選

ここでは、初心者に特におすすめできるeBay出品代行サービス5社をピックアップしました。それぞれサービス内容に特徴があるため、比較しながら検討してみてください。

海外出品.com

https://xn--79qp1e98ehy0a.com/ebay/

商品を同社に送れば、翻訳・写真撮影・出品・質問対応・決済・梱包発送・返品対応まで一括で代行してくれます。たとえば「0円完全お任せプラン」では、商品到着後は落札されるまでほぼすべて任せることができ、落札後に手数料を引いた売上金が振り込まれる仕組みです。手数料率は落札額に応じたスライド制で、高額商品ほどお得になる設定になっています(例:$500~$1000の落札で受取70%、$3000以上で受取82%)。

注意点として、現在個人利用者は一度に5点までの出品依頼に制限されているとのことです。まずは少数の商品から試してみたい初心者にとっては、大きな問題ではないでしょう。

ウルベイ

https://urubei.com/

「ウルベイ」は、愛知県に拠点を置く中部地区最大級のeBay出品代行サービスです。特徴は「最短1週間」でeBay出品を開始できる迅速さと、専門カメラマンによる高品質な商品写真です。

料金体系は初期費用無料+成果報酬型で、商品が売れるまで費用は一切かかりません。販売後にeBayのシステム手数料約15%+ウルベイの代行手数料が差し引かれる形ですが、「eBay手数料は自分で売っても同じなので、ウルベイ手数料は実質約15%程度」と説明されています。保管料も通常は無料で、商品は暗所の専用倉庫で大切に保管されます。

もし出品後一定期間売れ残った場合は、着払い返送またはヤフオクでの1円スタート販売への切り替えも可能で、在庫を抱えたまま放置される心配も少ないです。 利用者への情報開示やサポートも手厚く、問い合わせにはLINEでも対応しています。

World Quickdo(ワールドクイックドゥ)

https://mojax.net/service/e-agency

「World Quickdo(ワールドクイックドゥ)」は、国内大手のオークション代行会社mojax(モジャックス)が提供するeBay出品代行サービスです。mojaxは2012年からヤフオク出品代行「QuickDo」を展開しており、月に1.8万~2万点の出品依頼を受けて1.3万点を落札させているという圧倒的な実績があります。そのノウハウを活かして越境EC(海外向けEC)に本格進出したのがWorld Quickdoです。

料金や利用フローの詳細は公式サイトや問い合わせで確認する形ですが、基本的には初期費用無料・成功報酬型で、mojaxが商品の撮影・出品・発送まで対応してくれます。

基本的には法人向けのサービスですが、個人でも古物商を持っていればサービスが利用できるとのことです。

オークレボ

http://aucrevo.com/

「オークレボ」は定額制のオークション出品サポートサービスです。月額制プランに加入することで、商品の受取~検品~写真撮影~梱包~発送といったバックヤード業務全般をサポートしてもらえます。

プランはA~Dの4つがあり、例えばプランAは月額5,800円(初期費用5,000円)で1発送ごとに250円の手数料がかかります。プランB以上になると月の発送手数料一定回数分が無料になるなど、大量出品者ほど割安になる料金設計です。

eBayだけでなくヤフオクや他プラットフォームでの発送にも対応しており、自社在庫を一括して委託管理できるようなイメージです。倉庫代わりに商品を送り込んでおけば、売れたらすぐオークレボから発送してくれるため、自宅に在庫を抱える必要もありません。

ただし注意点として、オークレボは自分で販売アカウントを運用する前提のサービスであるため、eBayに出品する場合は自分のeBayアカウントが必要です。代行業者のアカウントで販売してもらうタイプではないことを理解しておきましょう。「アカウント評価は自分で貯めたい、でも作業はお願いしたい」という方におすすめです。

神戸オークション

https://kba.co.jp/

神戸オークションは、ヤフオクを中心とした出品代行サービスを提供していますが、eBayへの出品にも対応しています。落札率98%・代行実績10万件以上と、業界の中でも最高レベルの実績を保有。撮影から発送までを一括して代行し、初めての方でも安心して利用できるサポート体制が整っています。

出品代行なら「神戸オークション」がおすすめ

先ほど紹介したように、信頼できる出品代行サービスなら「神戸オークション」がおすすめです。

神戸オークションの最大の特徴は、ヤフオクとメルカリに同時出品が可能なことです。出品代行を依頼すると、最初の1週間はヤフオクへ商品が出品されます。この1週間の間に商品が売れなかった場合、2週目からヤフオクとメルカリに同時出品される仕組みです。

ヤフオクとメルカリに同時出品されることで、単純に売れ行きが2倍になります。個人ではなかなか売れなかった商品が、神戸オークションを利用することで売れる確率があがります。

一方注意点としては、2025年3月現在、eBay出品はあくまでテスト段階でありすべての商品が必ずeBayに出品されるわけではない点があげられます。また、「この商品をeBayに出してほしい」という出品依頼は現在受け付けていません。​

eBayへの出品対象となるのは以下の商品です。

・初回出品から1週間経過した商品

・ブランド バッグ、財布、時計

・フィギュア、プラモデル、ミニカー、鉄道模型、ドール、

・ゲーム機、ヴィンテージおもちゃ

・デジカメ、デジタル一眼、フィルムカメラ(カメラレンズは対象外)

eBayへの出品代行手数料は、「代行手数料+販売先手数料」です。具体的には下記の代行手数料に、eBayの販売先手数料17%を足した額になります。

■代行手数料

販売価格(税込み)代行手数料
300,000円~10%
100,000円~22%
20,000円~37%
3,000円~48%
1,500円~1490円

※1499円以下の場合、一律10円返金となります。

eBayの販売手数料はYahoo!オークションより高いため、Yahoo!オークションで売れた場合の代行手数料より「10%」高くなりますが、手数料以上に高い価格で出品しているため、eBayで売れた場合、お客様の受取額も多くなる予定です。

※eBayの出品ページで表示されている販売価格(USドル)を、その時のレートで円換算された価格を税込み販売価格とさせていただきます。eBay手数料には、eBay手数料・為替手数料・為替リスクなどを考慮し設定いたしております。

※あくまでテスト出品のため、テスト終了後に上記内容が変更となる場合があります。(2025年3月現在)

詳しくはこちらをご参照ください。

まとめ

eBay出品代行サービスについて、初心者向けにポイントを解説してきました。海外への販売はハードルが高いように感じるかもしれませんが、出品代行サービスを上手に利用すれば初心者でも世界中に商品を届けることができます。

まずは信頼できる代行業者に相談してみて、少しずつグローバルマーケットでの販売を体験してみましょう。