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カルティエの偽物の見分け方、時計とジュエリーについて解説

2021/03/05更新日2021/03/18

ブランド鑑定

カルティエは、フランス発祥のブランド。

宝石職人ルイ・フランソワ・カルティエが作るジュエリーが王室の目に留まり、やがて世界中の王室御用達ジュエリーとなりました。

現在ではジュエリーだけでなく、時計、財布、バッグなど幅広い商品展開をしています。

日本でも、時計のタンク、トリニティリング、ラブブレス&ラブリング等々、何度もカルティエブームが起こってきました。

このように、世界中の憧れであるハイブランドゆえ、偽物やコピー品も出回っています。

そんなカルティエの本物と偽物の見分け方を、今回は時計とジュエリー(ラブシリーズ)についてご説明します。

以前、財布の有名モデル「マストライン」の本物と偽物を比較した記事もありますので、よろしければご覧くださいね。

https://kba.co.jp/blog/3118

時計の真贋ポイント

まずは、時計の本物と偽物の見分け方、真贋ポイントについて見て行きます。

リューズの形やリューズに使用されている石

カルティエの時計は、リューズに青い石を使われる事が多いです。
高価なモデルだとサファイア、一般的なモデルだとサファイアスピネルが使われています。

偽物は、これが宝石ではなく青いガラスが使われています。

本物に使われている石は硬度が高く、ガラスにも傷を付けられますが、偽物に使われているのは硬度が低いただのガラスですので、傷は付けられません。

また、本物のリューズの形は八角形なのですが、偽物ではそれが六角形だったり、リューズの大きさが違ったりするものがありますので、その点もチェックしてみてください。

文字盤のロゴ(ローマ数字を使った文字盤の場合)

タンクやサントスなど、文字盤の文字がローマ数字の時計には、10時や11時の位置に「CARTIER」と書いたロゴマークがあります。

偽物は、こちらの位置がおかしかったり場合によってはなかったりします。

自分が買おうとしているモデルを公式サイトで確認して、比較してみてください。

また、位置は正しくても、インクが滲んでいたりフォントが微妙に違ったりする場合もありますのでその点もチェック項目です。

ガラス面の反射

時計に使用されているガラスは、基本的にサファイアクリスタルガラスです。

しかし、偽物は粗悪なガラスやプラスチックを使用していることがあります。

本物では、どの方向から見てもクリアに文字盤が見れます。偽物は光が反射して文字盤を読み取れないことがあります。

斜め方向から文字盤を見てみてください。

針の色

カルティエの時計の数多くのモデルには、青針が採用されています。
安い時計の青針は、塗装や薬品の酸化で作られますが、カルティエの青針は手作業で焼入れすることで作られています。

偽物は本物と比較して青みが強く出ることが多いようです。針のメッキが青すぎる場合は、偽物を疑ってみましょう。

ラブシリーズの真贋ポイント

カルティエのジュエリーのアイコンとも言えるラブシリーズ。

恋人やパートナーへの生涯の愛を誓うという意味を持つアクセサリーとして大人気です。
ブレスレット、リング、ネックレス、ピアスなど、幅広いラインナップを展開しています。

ここでは、偽物の存在が多いと言われているラブブレスレットを中心に、本物と偽物の見分け方について、ポイントを見ていきます。

ラブブレスレットはマイナーチェンジをしていて、新旧のモデルが存在します。

新旧のモデルの一番の違いは、着脱時のネジが取れるか取れないかです。
両方のタイプが存在することを知っておきましょう。

ビスの部分

ビスの接続部分がガタついていたり、金ではなく金メッキが使われていて輝きが鈍かったりするので、少しでもおかしいと感じた部分がそれが違法なのか?というと「違うでしょ」と思われると思います。

裏側の刻印

裏側の刻印は、偽物でもよくできていることが多く、ここだけでの本物偽物の判断はなかなか難しいです。

しかし、粗悪な偽物は刻印が雑だったりレーザーで刻印されているようなものも存在するので判断の一つとなります。

また、カルティエのアクセサリーでは、金の表記は「K18」ではなく、「750」と刻印されている物が多いです。ラブブレスでも「K18」の表記が入った物には注意して下さい。

ダイヤの輝き

ラブブレスにはダイヤが埋め込まれたモデルがあります。

さすが、カルティエが使用するダイヤは輝きが違います。
内包物が見られるなど、質の悪いダイヤがついている場合は、ブレス自体が偽物の可能性が高いです。

珍しいパターンとして、本物に後からダイヤを埋め込んだ場合もあります(アフターダイヤ加工といいます)。

これは本物と言えば本物ではあるのですが、カルティエの正式なサービスを受けられなくなったり、購入後に手放すとき、ブランドとしての価値を評価されなかったりしますので注意が必要です。

ダイヤモンドをはめ込んでいる裏側の状態

ダイヤモンドをはめ込んでいる裏側の六角形の穴に注目してみてください。

本物は穴に対して内側の面が平らになっていますが、偽物は穴の周辺が凹んでいたり加工が荒かったりして、フラットではない場合があります。

開閉部分の造り

ブレスレットの開閉部分は着用時には隠れている部分です。

本物はそういった細かい部分まで丁寧に作られていますが、偽物は金の塗りが雑だったり、角部分の面取りが甘かったりします。

手で触って痛く感じるような処理であれば、偽物の可能性が高いです。

ビスモチーフの処理

ラブシリーズのポイントであるビスモチーフ。

偽物は、カッティングしたままの状態で、処理が甘い場合があります。

こちらも、モチーフ部分を手で触ってひっかかったり痛く感じたりする場合は、偽物の可能性が高いです。

番外編

本来、カルティエの商品には保証書(ギャランティカード)が付いています。
中古でも、正規で購入したときの保証書があるはずなので、まずは保証書の有無やその内容を確認しましょう。

ただし、保証書そのものが偽造の場合もあります。ページ数が少なかったり直営店リストが付いてなかったりするものは偽物の可能性があります。

また、確実に本物か偽物かを見分けられる方法があります。
それは、正規店に修理の依頼をすることです。

というのも、正規店は本物でなければ修理を行わないため、修理を受け付けてもらえたということは本物であり、修理を受け付けてもらえなかったということは、偽物であるということだからです。

偽物であった場合は「模造品なので修理できない」といった旨の手紙が届きます。

ただ、こちらは商品を購入後にしか使えない判断方法にはなります。

まとめ

カルティエの時計とジュエリー(ラブシリーズ)について、パッと見てわかりやすい偽物と本物の見分け方をご説明させていただきました。

ただ、コピー品にもランクがあり、誰が見ても偽物とわかる造りのものから、素材も縫製も本物に近く普通の人には見分けが付かないものがあります。

粗悪なものであれば、身に付けたときに感じる「チープさ」ですぐに気づくかもしれませんが、スーパーコピー品などと呼ばれるよくできた模造品だと、普通の人にはなかなか見分けが付かない場合もあります。

不安がある場合は、専門家にどうぞご相談くださいね。

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